海辺の風景

海野さだゆきブログ

人生下り坂最高

「デッド寿司」井口昇 監督

公開時、とても観たかったのですけど、逃してしまいました。メディアを買うことも考えたのですけど、配信で観ることができました。僕は基本的にこういう作品、大好きです。 主演の武田さんは、他の作品でちょっと拝見したことがありました。動きも素晴らしか…

「∀ガンダム」

実はガンダムが苦手なのです。家にはずっと「Zガンダム」のレーザーディスクボックスセットがあるくらいなのですけど、どうにも。理由はわかりにくいからです。最初のガンダムもものすごく時間が経過してからやっと理解できました。 ただ平成ガンダム。つま…

高尾山へ

新しい装備のテストのため高尾山に上りました。 ファイントラックのカミノパンツ スーパーフィートのカーボンという中敷き ガイガリーグのハイドレーションエンジン2リットルという水分補給機能 グレゴリーのスタウト45というザック どれも素晴らしいもの…

多摩川河口までの往復100km

多摩川の河口は僕の大学生活での思い出の場所です。どうにもならない思いを抱えて自転車で行き、そのまま夕暮れの中に沈んでいました。そこは、でも絶望の場所ではなくて、反対に希望の場所でした。それを象徴したキャラクタを僕は下手くそなまんがにしてい…

あるてぃめっとニパ子酒

相変わらず即完売のニッパーですね。情報サイトをみていたら、なんとニパ子ちゃん、お酒になっているとか。 お、静岡のお酒じゃないですか! 静岡のお酒、良いですよ、僕は大好きです。なんと「切れがよい」と、しゃれているじゃないですか。これは飲みたい…

NetGenesis GigaLink2000

rooterはNECのAterm 1800HPでした。PHP端末から買い換えたスマートフォンがWiFiを必要とするので、当時としてはこれが最善の選択でした。 無線の接続に困ったことはないのですけど、有線の方が時々切れてしまうのが困りものでした。最初は設定をいじっていた…

「原子力宇宙船地球号」戸梶圭太 著

「おじいちゃんもう一度最期の戦い」は、かなりの傑作でした。と言っても、あれを面白いと思う人は少ないでしょうけど。すごい作家だと思います。ライトノベル的に言えば「残念な人」、彼らを描くのは簡単そうですけど、つまりあざ笑えばよいと思うかもしれ…

甲州街道はもう秋なのさ

昨日NHKでRCサクセションのアルバム「シングルマン」のマスターテープを当時の関係者が会して聞き直す、という番組を見ました。名盤誕生秘話というこの企画は、ユーミンの「ひこうき雲」から始まりました。多数のレコーディングをしてきたミュージシャンたち…

Hayes HFX9 ブレーキ液交換

ここ数年、僕はあまり趣味用自転車に乗らなくなった。毎日通勤用に乗っているから、どこかもういいやっていう気持があるのだけど、それだけではない。 仕事を近いところに求め続けた結果、もともとボタリング派だった僕にとって地元の道が「ただの日常」にな…

1年ぶりに御岳山

1年前の1月終りに気分転換にと御岳山に登ったのですけど、途中でソールが剥がれてしまいました。なんとか応急処置をしたのですけど、雪も降ってきまして、神社まではゆけず、そのままケーブルで下山しました。 僕の靴はHanwagというメーカーです。 Welcome…

アルテグラにしました

サンプレのプーリーが丸坊主になってしまいました。プーリーの半端者がいくつか手元にありましたが、どれも合いません。穴の大きさが違うのですけど、応急処置で大昔のデュラのをつけました。このデュラ、走行中プーリーが軸ごと吹っ飛んで、ジャンクとなっ…

ボトムズ作ってます

世の中本当に鉄でAT作った人もいるくらいですが、僕はタカラのプラモデルですって、いつから持っていたんでしょ、ほんと。 老後の楽しみに、なんて冗談で言っていたら、本当になってしまいました。とりかかるまでに時間がかかるのが老齢化の証拠でしょう。や…

サンプレのプーリーが死んだ

通勤に使用している自転車は実は30年前に妻用にオーダしたもの。今となってはパーツはクラシックパーツばかりになってしまっています。ブレーキは昨年ダイアコンペの新型カンチブレーキに換装。このブレーキものすごーく優れ物。昔こんなのがあれば苦労は…

アーティストを名乗ること

イースタンユース「夜明けの歌」は素晴らしいロック。こりゃどうすればいいんだ、という気持になったときに、この歌を思い出す。いつか、人前でこの歌を聞いたことがない人に聞せたいと思います。 そのイースタンユース、バンド的にも危機的な状況のようです…

夕方は古里の匂い

夕方には匂いがある。よそではまったくそんなこと感じないのだけど、なぜか地元ではそれを感じる。たぶん、植生とか、気温とか、そういう条件が生み出す微量な匂いなんだろう。 昔は薪でわかす風呂、夕食の支度、そういう匂いも混じっていたけど、そういう匂…

権太坂の15年

2000年の品濃坂一里塚前で。通りがかりの人にとってもらった一枚。 いまは右側に大きなマンションが建ってしまった焼餅坂だって、こうした趣きのある切通だったんだよ。 今日は曇りのちょっと寒い日だったけど、念願だった夫婦での権太坂歩き。保土谷か…

久しぶりの権太坂

鬱屈した気分を晴すために久しぶりに保土谷から権太坂を歩いた。ここはとっても好きなルートで、何回も歩いてきた。そのたびに写真も残している。20年近い年月の変遷をみてきた。 東海道3回踏破、とはいえ、通り過ぎてなーんにも観ていない、という状態の…

さよならドメイン

東海道歩きのサイトのために独自ドメインを持っていました。去年、人生ダウンサイズという意図で色々減らす中、独自ドメインも捨てることにしました。クリエイターのあびゅうきょさんに表紙をお願いして描いていただいて、一生続けるつもりでした。 残念なが…

始まった

よりよい「もの」を求めて徘徊するようになって、何がよいのかさえわからなくなっていても、停止することはなかった。少しでも口当たりのよい「情報」があればそれを口にして、その「もの」を自分の手元に置いてみた。しかし、置いても使わなかった。自分が…

押井さんの「攻殻機動隊」再び

神山さんの第一シリーズをずっと見直していた。刑事ドラマとして痛快な出来だ。「笑い男」(と呼ばれた男)の正義感に何かこう呼ばれるものがあって、そのことを考えていた。 で、ふと押井さんの劇場映画の方を見直している。押井さんの作品に関してはいつも…

制御できないモノ

もともと病院は「故障した」人間に手当てをして「現場」に「戻す」ための仕組みだ。それをそのまま「もう治らない」人間、「戻す」ための「現場」もない人間に適応する。当然機能しない。 この時代は死を処理するシステムを持たない。老いを制御するシステム…

ものを語ること

随分と前から僕は物語を綴らなくなった。作曲も一種の物語作りだと思うけど、そっちも止まったまま。 人生の残り少なさに気がついて思うのは、現実はただそれだけでそこにあるものであり、僕はそれだけでは生きてはゆけなかったということだ。現実に向き合う…

解毒 その3

新聞を読んでいたらある本の広告が目に入った。亡くなった親の「荷物」を整理する子供の負担が大きいという話だ。 それ、もろに僕たちの話だ。父が亡くなって母は家にある膨大な「ゴミ」と戦うこと2年でなんとかめどがたった、という程家にはモノがあふれて…

解毒 その2

4、満たされはしない 分析をすればかならず生育歴とかに原因を求めるのが流行りだ。ずっと流行りだ。が、それは「今、ここ」を相対化することを意味する。「今、ここ」を離れ、第三者的にみることで「今、ここ」に復讐しているのだと思う。 違うだろう。「今…

解毒 その1

分かってきたことが多かった。 1、消毒はしない これは自分の怪我で何度も証明されている。あの痛い消毒とはなんだったのだろうか。 2、糖質制限 これも自分の体で証明されている。穀物は毒、というのも確実だろう。 3、人工甘味料は甘い毒 これこそ恐るべき…

今でしょ

宣言しておこう 情報過剰入力から過剰出力へ 時間無制限から時間限定へ 自分の都合優先 増量より減量へ ようするにもう時間も資源もないので、やれることを今やっておこう、そういうことだ。振り返っても無駄だ。なにしろ先が短いのだから。 今まではとにか…