海辺の風景

海野さだゆきブログ

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「その娘、武蔵」田中相 著 2巻まで

女子バレーボールまんが。僕は「アタックNO.1」の大ファンでしたので、はい、早川みどりさんのファン、以降女子バレー、追ってきました。 話は大型中学生アタッカーが全国大会優勝後、部活をやる意味を失ったと宣言するところから始まります。まあ、ここから…

『流』東山彰良 著

賞ものに関心がありませんでしたけど、NHK-FMで作者の東山さんのお話を聴いて、俄然興味が湧いてきまして、電子書籍で購入しました。いやいや、面白い、面白い、続きを読みたくなってしまって、止めるのに意思が必要でした。 台湾。そう、僕ら日本に「戦後」…

「花守の竜の叙情詩」全3巻 淡路帆希 著 フルーツパンチ イラスト ファンタジア文庫

「欝展開」と言った方がいました。なるほどです。ファンタジーというのは僕には「時代劇」なんです。 若い年代には江戸以前とかはもうなじみがないのだと思います。周囲からそうした「歴史」がすっかり姿を消してしまい、どちらかといえば西洋風なものばかり…

「夕空のクライフイズム」手原和憲 著

高校サッカー部を舞台にした漫画。連載中。ここは5巻まで。 僕は1980年代後半「これから日本はサッカーの時代になる」と言っていました。それはもちろん希望を込めてそう言っていた部分もありますが、確信があったのです。 テレビというものを大学時代…

「竜の柩」「霊の柩」「火怨」「炎立つ」高橋克彦 著

全くの偶然なのですけど、この順番で読んで良かったと思います。 「竜の柩」はオカルトと呼ばれているような、つまり「ムー」で特集が組まれるような内容に関して、作家高橋さんがとてもユニークな姿勢で挑んだもの、です。たぶん、後に書かれることになる奥…