新しい装備のテストのため高尾山に上りました。
- ファイントラックのカミノパンツ
- スーパーフィートのカーボンという中敷き
- ガイガリーグのハイドレーションエンジン2リットルという水分補給機能
- グレゴリーのスタウト45というザック
どれも素晴らしいものでした。特にガイガリーグの給水システムは、もうこれしかないねって感じでした。
出発前に『間違いだらけの山登り』岩崎元郎、『山に登る前に読む本』能勢博、を読んで今までの自己流を反省しました。
ちょっと前にプレテストって感じで御岳山に登りましたけど、今回のテストのメインはなんといっても、本体、つまりわが身の性能です。
ザック重量は水分を含め10kgにしました。もちろん、高尾山にそんな荷物は必要はありません。本体のテストのためです。そして、今回はテーピングもしませんでした。私の膝は唐の昔に変形してますが、3年前に原因不明の「膝に水がたまる」以来、以前の状態に戻っていません。その状態をみたかったのです。
紅葉の時期に入り、高尾山はもう新宿駅前状態です。大半の人はケーブルカーを利用しますけど、それでも大変な数の人が1号路を登って行きます。
ペースはコースタイムの倍を予定しました。つまり200分。どんどん追い抜かれて行きます。つられて速くなりそうなのを押さえ、山を楽しみながらゆっくり、ゆっくり、です。
30分に一度の休憩。行動食は小型のおにぎり、ヴィーダインゼリー、カロリーメイトの順番でとりました。水分補給システムは真水を推奨しています。スポーツドリンクだと問題があるとか。どうしようかと思ったのですけど、幸い塩とクエン酸しか入っていない飴が近所で売っていたので、それを水分とともに食べることでよしとしました。
丁度200分で山頂に到着。途中もそうでしたけど、快晴で素晴らしい眺望でした。人であふれかえっていましたけど、窮屈な感じがないのはその眺めのせいでしょう。
下山は稲荷山コースを選択しました。以前登ったときの尾根道らしい印象がありましたので。。。。すが、、、、。道はひどく荒れていました。あまりに沢山の人が登り、道が踏み固められ、崩れ、ていました。
関東ローム層の赤土の道はつるつるに「磨きあげられ」てしまいました。滑る滑る。。。そのスリップがまた磨きあげに関与するするという悪循環。表土を失って木の根は露出しまくり、道は障害物競争のようです。岩は踏み砕かれてガレ場となっています。
重装備の僕には難易度高すぎ(笑い)でしたけど、なんとか倍の140分で下山しました。
装備はその性能をみせてくれました。でも、装備はあくまで使う人の能力あっての性能ですから、100%発揮はしていないでしょう。
で、肝心の本体ですけど、ばてはしませんでしたけど、大腿筋は悲鳴をあげました。地道にトレーニングしてより安全安定な登山ができるようにしなくては。