公開初日初回で観ました。カラス光回線切断事件で色々書くことが後回しになっています。お客さんは15人はいましたね、もうみなさん仲間ですよ、ほんと。
映画は圧倒的でした。もう今年はこれ以上の作品は出てこないのではないでしょうか。しかしまあよくぞ作ってくれました。製作に関わった方々に感謝します。
原作は結構長い物語ですね。読むのが追い付かず、ロードショー初日となりましたので、これはアニメーションの印象なのですけど
これは第一世代ヲタク葬送なのではないかな、、、と
まんがの方もアニメの方も、あちこちに出てくる表現が「テレビっ子」と呼ばれた僕たちには、そしてそのまま老人にさえなった僕たちには、あまりにお馴染のものなのですが、その使われ方は
無残
としか言い様がないのです。
そう、すでに使い回され、擦り切れて、原型もとどめないくらいになっているのはわかっていました。やれパロディーだのオマージュだの
「シン」をつけたりしても
すでにすべて「時代の表現」になっているのです。表現として今、現在なりたつのか、、、といえば、そうではないでしょう。
わかってはいるのです。でも、僕らにそれらはこびりついているので、どうにもならないわけです。
ですから、こういう風に盛大に葬ってくれるのは、有り難いし、爽快です。
これでやっと僕たちも死ねるわ(笑)。
あ、でもこれ前編なんですよね。おまけに映画の方はエンディングが違うという、、、、、、どうなるのでしょうか。後編公開の5月下旬が楽しみです。