2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧
あら、もう2巻が出ていたのね、と購入 主人公の猫猫は男にとって都合のよい女ではない。 なにしろ「ねーよ」、そんな女の子いねーよの略、オンパレードのライトノベルです。愛嬌ゼロの若い女性が主人公というのは珍しい、というか、なんで「ヒーロー文庫」…
静寂をまとう美しい同級生、そう、美人じゃないといけないんですよね、は群れないゆえか、存在感だけは誰もがみとめるところなんですけど、没交渉故に、その心情を知る者はいなかったんですね。 主人公は学園祭の準備の中、いるにはいるけど何もしないで座っ…
通勤に使用している自転車は実は30年前に妻用にオーダしたもの。今となってはパーツはクラシックパーツばかりになってしまっています。ブレーキは昨年ダイアコンペの新型カンチブレーキに換装。このブレーキものすごーく優れ物。昔こんなのがあれば苦労は…
傷心の少年はひなびた港のある街にやってきた。幼いころに別離した父親の家に身を寄せるために。その途上、廃線を歩く少年は雨に濡れながら裸足で歩く少女と遭遇する。 少年の事情は次第に明らかになって行きます。彼は自分の過去と自分自身を取り戻して行き…
何度も言うけど、僕はひどく遅れてきたガンパレのファン。なにしろゲームもまだ一度もクリアできていないくらい。ただ榊さんのガンパレはすべて読んでいます。というわけで、僕にとって榊さんのガンパレがガンパレなのです。 ガンパレの設定をつきつめてゆく…
予知能力をもつ主人公男子、天才女子高校生推理小説作家、美人の令嬢。不可思議な事件。と来ると、陰惨凄惨な展開か、と思うのは、小栗虫太郎とかの読みすぎかしら。 話はなかなか複雑な展開をします。そして、ライトノベルらしく、コメディ的に。しかし、そ…
イースタンユース「夜明けの歌」は素晴らしいロック。こりゃどうすればいいんだ、という気持になったときに、この歌を思い出す。いつか、人前でこの歌を聞いたことがない人に聞せたいと思います。 そのイースタンユース、バンド的にも危機的な状況のようです…
夕方には匂いがある。よそではまったくそんなこと感じないのだけど、なぜか地元ではそれを感じる。たぶん、植生とか、気温とか、そういう条件が生み出す微量な匂いなんだろう。 昔は薪でわかす風呂、夕食の支度、そういう匂いも混じっていたけど、そういう匂…
「ねーよ」と5回つぶやいたところで、ふと思いました。 この「ねーよ」の部分は「そうあって欲しい」ということなの? この華という女の子は、とにかく自分の気持に正直に行動します。躊躇がないのです。とにかく積極的。そうなの?女の子に自分の気持をば…
主人公は復讐のために男の身を女に化けさせ、後宮に下層の使用人として入りこむ。復讐の標的は皇帝。 後宮では女子たちだけでリーグ戦が行われていた。それも野球である。民族の成り立ちに野球は深く関わっており、その記憶をとどめるという儀式的な意味合い…
え?この気障な男は誰だって?とんでもなく才能あるベーシストです。 ベースは馬鹿うま、歌はいけてるし、カッコいいし、良い曲書くし、世界標準で言うと、こういう人をミュージシャンって言うのだろうなあ。 愛機はご本人様のシグニチャーモデル Alain Pére…
溜め込むと感想が薄くなるので、読み終えた時点で書くことにしました。 ライトノベルに登場する女の子は「こんなのいねーよ」、通称「ねーよ」(「それでも街は廻っている」参照)、のオンパレード。今回はその極めつけかもしれない。 ひそかに「ヒーロごっこ…
「emeth 人形遣いの島」月島総記 著 こうたろ、桃山ひなせ イラスト 人形とあるけど、ゴーレムのことです。この舞台島ではゴーレムが作られています。ただし、その製造は「教会」に特権的に独占されてます。その技術を学ぶ学校もあるけど、入るのは難しい。…