ライトノベル
スマホの非合法アプリが超能力を付与するという世界。主人公はおもしろくあればなんでもオッケイ、という大衆のエネルギーをその源とする非合法アプリを駆使するふたつの流れに巻き込まれる。ひとつは面白ければオッケイをそのまま活動原理とする団体。もう…
あれの続きがあったとは。思わず購入です。帯に「美少女、お色気、スポ根」とありますけど、まんま、ですね。 本筋は主人公の復讐譚なので、それが成功するまで、あるいは失敗するまで話は続けられるのは構造的にはその通りなのですけど、狭い後宮で野球で、…
自己により記憶をなくした主人公はやがて連続殺人事件に巻き込まれてゆく。そこにはある男が引き起こした世界の異変が深く関わっていた。 これも異能バトルものってことなんでしょうか。出だしのところはホラーの趣きが強くて、これはなんとなく乱歩っぽいな…
ネットで自作曲を公開していた主人公は、曲のファンだという人物から会いたいというメールを受け取る。勇気を出して会いに行った彼を待っていたのは、小学生女子3人組だった。 ねーよ帝国主義らしく「かわい子ちゃん5人出しておけ」なのですけど、うち4人…
現実とは別の、もしかしたら存在したかもしれない現実に存在した人間たち、彼らは現実の人間を利用してその存在をこの現実に維持している。彼らは例外なく特殊な力を持つ。 まあ、学園異能バトルものってことなのだと思います。話が長かった。。。。。シュレ…
主人公、女子学生さん、の隣に突然引っ越してきたのは、不思議な若い男性でした。。。 。。。。。。 このイケメン隣人、どうも魔法使いらしいのだけど、自らはもちろん、時々訪ねてくる奇妙なお知り合いも彼の正体を明かしてはくれません。主人公はなんだか…
いわゆる「学園異能バトルもの」でしょうか。事故で野球選手生命を絶たれた主人公は、チームメイトの亡霊に悩みます。そしてうわさを聞いて、学内にある「おはらい研究会」を訪ねます。そこは実は「おわらい研究会」。ひとりしかいない部員は小柄な美少女。…
世界の物質のすべてが世界言語と呼ばれるものによって記述されたものであることが発見された。人類は視覚器官を手術することでその言語を可視化でき、一部の人間はその言語の書き換えさえできるという。 話は怪物と恐れられた存在、でも少女なんですけど、を…
極東の小国、ユ国は財政難に直面していた。旅の隣国研究者から自国の温泉が貴重な資源であることを知った王子は、温泉を目玉にした観光立国を思い立つ。隣国の妨害などで温泉立国はなかなか進まない。 古代ローマ人が現代日本の銭湯に触発され、という話のラ…
場面は主人公の極度の「言葉がでない」状態の描写から始まります。その空まわりぶりは気の毒なくらいですが、なぜか彼は幼なじみの少女とその女友だち、両方とも美少女、出ましたねーよ帝国主義、には気楽に話ができるのです。 主人公の家庭状況が最悪なこと…
日本の未来を現在を語るものならば、この作品を読まずにはいられないでしょう。え?そんな重要な作品ですかって?重要です。極めて重要です。 シモネタに堪えられればの話ですが。。。。。いや、文部省特選、農林水産省特選作品なのですけど。。。。それがな…
なんとも不思議な感じでした。最初はゆるーい部活の描写が続き、そういう間延びした話なのかな、と思っていましたら、主人公突然「異能バトル」。。。。。 美少女は揃っていますし、三角関係というかハーレム展開ですし、異能バトルですし、伝奇的な設定へと…
異能バトルもの。幽霊が見えるという能力がある主人公。高校入学で同じクラスになった美少女に触れた途端にとんでもないものに襲われます。彼女には霊狐という超現実的な存在がとりついており、彼が襲われたのはその霊狐にかけられた呪詛だったのでした。 付…
変わり者であった祖父宅の整理をしていた主人公は、とんでもない誕生日プレゼントを受け取ります。それは亡き双子の姉。天才と謳われた祖父は、姉たちの人格を人工知能で再現、そのうえ身体まで再現していたのでした。 うーーーん、ねーよ帝国主義は「姉」ま…
ライトノベルの学園ものにはへんてこな部活動が色々出てきます。これはなんと「雨乞い」。僕はてっきり人工降雨技術を駆使した、ばりばりに理系の部活動だと思っていたわけです。 ところが、これが古典というか原始的というか、由緒正しい雨乞いの「踊り」を…
クダンという謎の美少女を狂言回しに展開する短編連作。僕は即座に楳図さんの「おろち」を思い出しました。 さて、この大分とかわいらしくて、親しみが持てる現代のおろちさんは、「おねえさん」と同じく出目などすべて謎です。わかるのは彼女が「鵺」を探し…
「ねーよ帝国主義」はすごい変化球を用意していました。冒頭、いきなり美少女がスカートをまくる。普通ねーよ、そんなの、頼むよ、と思うのはあさはか村でした。 彼女は「人間」ではなかったのでした。は?。平たく言えば人造人間。なので人間のことは学習中…
「アンダカの怪造学」の 前日談。主人公は爆川ちゃん。。。。。本編では大人な皆さんの青年、少年時代。。。。。 いやあ、実は「アンダカ」苦手だったんです。ちゃんと10巻全部読みましたよ、でもね。何故かというと 子供が悲惨なんです。僕は子供が悲惨な…
映画を撮らない映画部。自称監督のカントクはヒーロー特撮モノマニア、言うことは言うが実行を全く伴わない。それに付き合う主人公は成り行きまかせだけど、それもまた楽しい。 赴任した美女先生が貸してくれたビデオカメラ、それを奪還しに来た男の格好をし…
あら、もう2巻が出ていたのね、と購入 主人公の猫猫は男にとって都合のよい女ではない。 なにしろ「ねーよ」、そんな女の子いねーよの略、オンパレードのライトノベルです。愛嬌ゼロの若い女性が主人公というのは珍しい、というか、なんで「ヒーロー文庫」…
静寂をまとう美しい同級生、そう、美人じゃないといけないんですよね、は群れないゆえか、存在感だけは誰もがみとめるところなんですけど、没交渉故に、その心情を知る者はいなかったんですね。 主人公は学園祭の準備の中、いるにはいるけど何もしないで座っ…
傷心の少年はひなびた港のある街にやってきた。幼いころに別離した父親の家に身を寄せるために。その途上、廃線を歩く少年は雨に濡れながら裸足で歩く少女と遭遇する。 少年の事情は次第に明らかになって行きます。彼は自分の過去と自分自身を取り戻して行き…
何度も言うけど、僕はひどく遅れてきたガンパレのファン。なにしろゲームもまだ一度もクリアできていないくらい。ただ榊さんのガンパレはすべて読んでいます。というわけで、僕にとって榊さんのガンパレがガンパレなのです。 ガンパレの設定をつきつめてゆく…
予知能力をもつ主人公男子、天才女子高校生推理小説作家、美人の令嬢。不可思議な事件。と来ると、陰惨凄惨な展開か、と思うのは、小栗虫太郎とかの読みすぎかしら。 話はなかなか複雑な展開をします。そして、ライトノベルらしく、コメディ的に。しかし、そ…
「ねーよ」と5回つぶやいたところで、ふと思いました。 この「ねーよ」の部分は「そうあって欲しい」ということなの? この華という女の子は、とにかく自分の気持に正直に行動します。躊躇がないのです。とにかく積極的。そうなの?女の子に自分の気持をば…
主人公は復讐のために男の身を女に化けさせ、後宮に下層の使用人として入りこむ。復讐の標的は皇帝。 後宮では女子たちだけでリーグ戦が行われていた。それも野球である。民族の成り立ちに野球は深く関わっており、その記憶をとどめるという儀式的な意味合い…
溜め込むと感想が薄くなるので、読み終えた時点で書くことにしました。 ライトノベルに登場する女の子は「こんなのいねーよ」、通称「ねーよ」(「それでも街は廻っている」参照)、のオンパレード。今回はその極めつけかもしれない。 ひそかに「ヒーロごっこ…
「emeth 人形遣いの島」月島総記 著 こうたろ、桃山ひなせ イラスト 人形とあるけど、ゴーレムのことです。この舞台島ではゴーレムが作られています。ただし、その製造は「教会」に特権的に独占されてます。その技術を学ぶ学校もあるけど、入るのは難しい。…
「五線譜なんて飾りですっ!」一色銀河著 wingheart イラスト 3人しか部員がいない吹奏学部に主人公と入部したのは、天才的なトランペッターの少女。しかし、彼女はアンサンブルとしての演奏が出来ない、アニソンおたく。 今までいくつか音楽ものを読んだけ…
「薬屋のひとりごと」日向夏 著 しのとうこイラスト これには参った。主人公は毒マニアの「薬屋」。その毒マニアっぷりで不可解な事件を解決する。つまりアガサの後継者なんだね。 短いエピソードが並ぶ構成なので読んでいてたるむことはない。主人公がきわ…