溜め込むと感想が薄くなるので、読み終えた時点で書くことにしました。
ライトノベルに登場する女の子は「こんなのいねーよ」、通称「ねーよ」(「それでも街は廻っている」参照)、のオンパレード。今回はその極めつけかもしれない。
ひそかに「ヒーロごっこ」と名付け、人助けをしていた主人公は、不良に、この不良って言葉がすでに失効しているかも、からまれている少女を助けた。
翌日、主人公はこの少女から「好きだ」と告白を受ける。それも校門で、それも大声で。
「ねーよ」。
彼女の快進撃はとどまることを知らない。お弁当。ファーストネームで呼んでくれ、一緒に帰ろう、家に行こう。。。。。
「ねーよ」。。
主人公は当惑、振って涌いた状況を受け入れられない。
「ねーよ」。。。。
しかしまあ、ここまで来ると、爽やかでさえある。
僕も「ねーよ」「ねーよ」と言いながら最後の最後まで来ちゃった。
うれしさや好意をそのまま口にするのは難しいかと言えば、違う。はい、違いますよ、出来ますし、やってます。だってその方が人生楽しいから。
しかしま、ヒロイン君、日本の女子集団から浮まくる可能性大。。。だなんて思うのも野暮。これはこれで素直に「これでいいのだ」と楽しもう。
え?これ「2」があるの。。。。早速購入手続き。また「ねーよ」と言いながら読むのかな。