かの『Detroit』を作ったところが以前作ったゲーム。いわゆる超能力ものですね。特徴はプレイヤーの選択で進行がどんどん変わるというものです。数多く現れる分岐が作るルートがどれだけあるのか確かめる根気はありませんでした。『Detroit』を先にやっていましたので、勝手は分かりますのでサクサク進めました。
ゲームへの入り込み具合い、没入感というのでしょうかは素晴らしいものがあります。一応操作はあるのですけど、そんなに難しいものではありませんし、ストーリー展開がジェットコースターなので、先へ先へと進みたくなるのです。
しかしまあなんといいますか「名状しがたきもの」に対する姿勢はやっぱりあちら様ですねえ、、、とか、やっぱり「敵」は中東か東アジアなんでしょうか、、、、とかは思いました。
ですが、このゲームはそういうところを気にしてやるものではないように感じました。やっぱり「役者」の演技が秀逸なので、そこが一番の見所だと思うのです。
演技といっても白眼じゃないですよ、白眼じゃ。。。
ゲーム全体ではどうなのかは知りませんけど、素晴らしい演技です。これは『Detroit』も同様です。マンガ、アニメ的なものではないです、実写映画そのもの。
そのレベルでプレイヤーを参加させる仕掛けを組み込む、これ、すごい手間なのでしょうと思います。この方向が良いのかどうなのかは、わかりません。最終的にプレイヤーは観客の範疇からは出るわけないですから。
なので、プレイヤーとして選択をしているようで、一時停止した映画を一時停止解除しただけのように感じました。それでもストーリー、演技、テンポが圧倒的なので疎外感はまったくありません。
次は『Heavy rain』やろうかなあ、、、。