海辺の風景

海野さだゆきブログ

2018-01-01から1年間の記事一覧

水の風景 イメージの方向性

風景を描くことは決まりました。で、次に大きく考えるのは「歌なのかインストなのか」です。 たぶん、ロックとかフォークとかJポップとかになじんだ人はそういう発想はないかもしれませんけど、僕らがよく聴く音楽って、歌かインストかですよね。 最初から…

水の風景 停滞する作曲

「水の風景」という組曲を構想してはや10年以上。まったく作業が進んでいません。やれ時間がないだの、気持が落ち着かないだの、とまあ理由をつけていますけど、本当はイメージが固まっていないからなのです。 ライトノベル風に作曲入門を扱った本でも、と…

『世界一孤独な日本のオジサン』岡本純子 著

ツイッターでフォローしている方の記事がこのところ全くないので、不思議に思っていたら、なんとブロックされていました。時々リプライをしていたくらいで、このところは何にもなかったのに、と思いましたが、同時に「やっぱり僕もいつのまにかおれおれおや…

東海道最終回 四日目 つまり最終日

沿線で大きなイベントがあるらしく、臨時列車がでていました。そのおかげで予定よりも随分と早く町を出発することになりました。夕方前にはもう自宅に戻るのです。 近江鉄道からJR草津線へ。車窓を眺めていると三雲駅。あっ、ここはいつも休みをとっていた場…

東海道最終回 三日目

昨日は「県道新城」でおしまいだったので、今日はその続きです。 記憶というものが何を優先しているのかは分からないですが、こうもはっきりと覚えているのは不思議な感じです。あの時の自分が映像としてもよみがえるような、その自分を見ているような。 こ…

東海道最終回 二日目

初日、田村神社のバス停で待っている時、東海道歩きはもう10回分は歩いた、というご夫婦と一緒になりました。世の中すごい人がいます。 すんごくガタガタ揺れるバスで、ものの20分くらいで水口宿。宿は水口センチュリーホテル。宿に入る前に、すぐ近くのショ…

東海道最終回 初日

還暦目前、時間もお金もないのです。人生の後片付けは東海道歩きも例外ではありません。機会があれば残りを歩きますが、ここで一区切りつけようと思いました。 場所は迷わず土山宿から水口宿です。東海道で一番好きな場所なのです。 17日深夜バスで出発。…

人生の後片付け

CDを売り払った。一時は2000枚はあったと思うけど、随分と売り払ったつもりでも250枚はあった。残ったのは10枚位。どうしても残すというものではなく、売り物ではないから、とかの理由で残っただけだ。売却額が10万円を越えたのにはちょっと驚い…

『どるから』石井和義 原作 龍造寺慶 脚本 ハナムラ 漫画

男女入れ替わり物は沢山あります。かわいい女の子の中身がオッサンというものもあります。しかし、この場合オッサンがあの石井館長なのです。いやあ、こんな濃厚な中身、ありえません(笑) そして、その難題に挑んだのはハナムラさん。そう、美人編集者との…

『クリス クロス 混沌の魔王』高畑京一郎 と 『ソードアートオンライン』川原 礫

『ソードアートオンライン』を読んでいませんでした。PS4のゲームを2本も持っているのに。。。概略は知っていますって、有名ですから。 どうせ読むのならば、どうも先行作品として有名らしい『クリスクロス』をあわせて、その世界観を味あおうと思いました…

骨ストレッチあれこれ

骨ストレッチという技術についてちょっとあれこれやってみました。参考にしたのは『「筋肉」よりも「骨を使え!』甲野善紀 松村卓、『ゆるめる力 骨ストレッチ』松村卓、『骨ストレッチランニング 世界一ラクに走れる!』松村卓の三冊です。 結論から言えば…

『あとは野となれ大和撫子』宮内悠介 著

舞台は中近東。両親を空爆で亡くしたナツキはアラル海が干上がったところに建国したアラルスタンに流れ着き、その後宮でエリート教育を受ける。そうした政策を推進した指導者の暗殺を機に、ナツキたちは暫定政権として周辺国からの干渉に、そして内政問題に…

『奪われざるもの』清武英利 著

SONYが何度も繰り返した首切りを取材したノンフィクション。かつて「出る杭求む」とまで言って技術者を集めた「愉快なる工場」は膨張の果てにその資産を食い荒らされ、手っ取り早い「改革」である首切りを繰り返した。 同じ清武さんの山一の最期を描いた『し…