免許更新についてはどう考えてもこれが最後だと思っていました。今年６４才です。次回６９才、、、、いやあ、もう６４でも十分危険です。
車はとうに手放しています。
６５で基本的に自動車の運転は止めることにしています。
衰えは認めたくはないとか認めるの問題ではないです。ただの事実です。それはもう「気持」としてはまだやれるかな、ですけど、現実的はデータを日常的に取ってそれに向き合っているので、だめなものはだめ、です。
そう、いわゆる「スロージョグ」を１０年続けています。ガーミンのスマートウォッチでずうううっとデータを取っていますので、現状はことこまかに分かっています。今の僕の状況はいかに今後も歩行能力を維持できるか、です。これは甘くないぜ、というデータが出ています。
一度怪我をして、つまり筋肉のどこかに故障を感じる状態になると、これを元に戻すのに想像以上の手間暇がかかりました。
１ヶ月と見積もっていましたけど、半年かかったのです。こりゃダメだ（笑）。
老化とは回復力の低下なのです。とにかく時間と手間がかかります。戻せないことはないのですけどね。
運動能力の低下はすなわち、その運動に必要な認知能力の低下でもあります。人間は必要でない能力は急激に落ちます。実感しますね。
もう歩行速度とか絶望的に下がっています（笑）。なかなか上がるものではないです。つまりその分反応速度も絶望的に下がっています。
ちょっとサボれば平地で転倒するのはもう現実問題です。そんなんで時速４０キロとかの移動に対応できるわけがないのです。
人生の最後に交通事故は避けたいのです。
未練はありますが、僕の現実問題は歩行速度時速３キロを維持できるかどうかですからね。
運転は楽しかったです。車もバイクも好きです。でも、もう人生のステージはそこにはありません。別の楽しみもありますから、そっちで笑っていこうと思います。
しかし、、、試験場で「あなたその状態なのに更新に来たの？」という高齢者とすれ違いました。まあ、僕もたいして変らないんです。
もうここに来ることもないんだよなあ、、、。なんでも終わって行く季節なのでした。
