自分の寿命を本格的に自覚して以来、やり残しは嫌だなあ、では何をしようか、とリストアップしてみました。色々ある中で、急速浮上してきたのが
ドラムスです。
ベース弾きですから、常に間近にドラマーさんはいたわけで、他のポジションよりも理解しているつもりでしたけれども、あくまでベースからみた景色なので、現実がどうであるかはわかっていません。それがひっかかっていたわけです。
やろう!
例によって「体に直接触れるものはケチらない」というポリシーが発動します。楽器はその最たるもののひとつです。良い楽器は演奏して気持よいですし、上達も早まります。
というと、「初心者には猫に小判じゃねえの」が聞えてきます。技術がないうちは下手をすると楽器を壊してしまうような失敗をやらかしかねないので、高価なものは避けるという考えです。そういうこともあります、もちろん。
しかしながら、人生最後の「やってみる」のゴールは遠いところにはありません。今からがんばってバンドのドラマーになるとか、人前で演奏するとか、まったく考えていません。上達はできたら御の字くらいにしか考えていません。
とにかくできないことを一歩一歩やってみる楽しさを味わおうということです。
さて、楽器選びですが、これは簡単です。なーにしろ色々なドラマーの色々な機材をみてきましたので、僕の目線から好きな楽器は決まっていました。
dwです。
僕のベースがアメリカ製でアメリカンな音がするためか、ポップスに関してはアメリカンな楽器が好きです。そして、dwのあの鳴り方がベース弾きの僕には心地好かったのです。迷わず決まりました。
早速、しかしぼちぼち、集め始めました。しかーし、重いですねえ、いちいち。頼もしいです。フルセットを運ぶなんて大変な作業なんですねえ。というか、スネアだって意外と重量あります。これとペダルだけでも大変ですね。
さて、高齢者初心者ドラマーはどこに行くことでしょうか(笑)