海辺の風景

海野さだゆきブログ

老害です

老害なんて嫌だなあ、自分はそうはなりたくない、と思っていましたが、しっかり立派な老害になっておりました(笑)。

 

老害対策はただひとつです。「切断する」です。

 

え?心掛け次第で防ぐことができる?いえいえ、それは不可能です。諸説ありますが、要するに集団で生きるように特化された存在なのですねえ、私たちは。そして役に立つというところに喜びを感じるようになっているわけです。

 

たとえそれがどんなにズレていようとも。

 

世代の違いは出発点で前提とされている状況が違うというだけで説明は入らないでしょう。例えばTK-80で勉強した私たちの世代と生まれたときにはスマートフォンがあるという世代では計算機に対する姿勢は違うでしょう。

 

なんだよ、アランケイはこんなものを望んだのか?

 

とか言っても詮方ないです、はい。

 

職場で、その他の場面で「ああ、こーすりゃいいのに」とか思っても詮方ないです。後からの世代は前提としているものが違いますから。

 

でも、どーしても思うわけです、老いた私は。口にしたら最後、老害決定です。

 

「あんたらじーさんの時代と違うんだよ」

 

で、おしまい。まあ、彼らは彼らでやってゆくしかないのです。未来を予測不可能ということをよく知っているのは私たち老人であるはずです。

 

集団への貢献という価値から逃れられない以上、それがなしえなければ、集団と距離を置くのが適切でしょう。これを「隠居」と呼ぼうと思います。

 

まあ、さんざっぱら「世のため人のため」をやってきました。ずたぼろにもなりました。またあれをやれとは全く思いません。御免です。

 

集団と離れたところで、好き勝手やる。なーにしろ使える時間は倍増しておりますので。観損ねているアニメの一気観もばーんばんやってますし(笑)。「ゾンビランドサガ」面白かったなあ(笑)。ガンダムシリーズも観ていないのが山程ありますし。音楽面でも山程やりきれていないことが残ってます。名作文学も読めていないものだらけ。

 

あと10年生きることができるかまったく保証なしです。10年どころか私自身が以前計算した結果ですと、私は2年後に死亡確率がものすごく高くなると出てましたし、色々なパラメータ、特に病歴や体力から割り出せますよ、それらをやり残しては死にたくないですね。

 

まあ、この先、老いの苦しみも待ってますし、若い世代はそちらで頑張るしかないですから、距離を置いて好き勝手やる、で楽しくやって行こうと思います。