海辺の風景

海野さだゆきブログ

将棋が教えてくれるもの

ここ数年騒がしい人生を送ってしまったせいで、すっかり将棋ともご無沙汰になっていました。

 

感覚を取り戻すためにと、三手詰めの詰め将棋から始めてみましたら、、、あれ?

 

すっかり将棋の感覚を失っていました。将棋の感覚って何?って、大局観ということだと思います。

 

具体的に言えば、詰め将棋の場合、最後の局面なので、大駒を切ることもいとわないフラットな境地ということです。

 

へぼ将棋、飛車角を玉よりかわいがり

 

なんていうことです。強い駒である飛車角は確かに大事ですが、将棋は貯金が目的ではありませんから、使うべき時に使う、という姿勢が大切になります。

 

で、その大駒を切る、をすっかり忘れて、へぼ中のへぼになっていました。

 

うううーーん、なんか現在の自分を的確に表現しているなあ、と思いました。

 

もう人生五手詰めか三手詰めの局面だよなあ、、、、必要ならば大駒切る姿勢で行きたいなあ、、、。と、モノだらけゴミだらけの自分の机周辺を見渡す私.。.。

 

老いてすでに色々な駒は失っています。残った駒で詰めろをかけるぞ、と思いました。

 

やっぱ将棋好きだなあ。