Focusrite Scarlett 4i4、192kHzでのプレイバックをモニターしながらの録音が難しいというのに引っ掛かって、TASCAM買ってしまいました。
買った方は、即座に両サイドパネルにはめこんである「TASCAM」のプレートを外すことを強くおすすめします。ケースは結構熱を持ちます。
Quadcaptureからの乗り換えですから、音はもう抜群に良くなったと感じます。以前録音したものを聞き直すと、もう愕然です。音質は基本モニター的です。オーディオ的な味付けは感じません。
基本操作は物理的に行うのはやはり安心します。そんなに頻繁に操作する部分でなくても、視覚的に確認できるのはよいです。
ただ、ルーティングはソフトウエア操作になります。これはパッチケーブルを抜き差ししてという一番煩雑かつ間違いの起りやすい部分を楽にしてくれたということですね。それでもソフトウエアでの制御というのはちょっと不安ですね。バグは予測不能ですから、テストは沢山したほうがよいですね。
ソフトウエアはまさに録音に最低これは必要というものが揃っています。これ以上必要ならば上位機種でのセットを考えるべきでしょう。
このソフト操作、いわゆるミキサー操作を知っていないと手におえないでしょう。その点で初心者にはおすすめしません。ただ、勉強するにはもってこいです。
実用的な外見、中身、なかなかよいです。