海辺の風景

海野さだゆきブログ

キラーV500のフォーク交換

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キラーV フォーク交換後

さすがに年月が経ってたのと、ちょっとは軽量化できるかな、と思ってフロントのフォークを交換することにしました。

 

SRサンツアー SF16-EPIXON-DS-LO-R 26TS

 

ここのところのメーカーがやっている自転車部品規格変更にはついてゆけません。26インチはうっちゃられ、ハブシャフト9ミリは打ち捨てられ、チューブレスよりチューブレス「レディ」なんていう半端なものが増殖し、長年愛着をもって乗っている人間などまったく省みられない、、、感じです。

 

その中でもサンツアーさんは9ミリシャフトのフォークを用意してくれていました。有り難いです。これで死ぬまで乗り続けられます。

 

僕はこの場ではネガティブなことを書かないように心掛けていますが、今回ばかりは嘆きまくりが真実なので、、、ご容赦。

 

まずは近所のショップに相談しました。

 

「保守部品しかないですねえ(とカタログを見せるも安いグレードしか載っていない)」「交換手数料を加えたら新車が買えますよ」「ブレーキHayesですか、シマノと違って部品が入手しにくいんですよ」と店員さん。

 

ああ、ああ完全に馬鹿にされています私.。.。

 

このショップではオーダーで2台、その他実用車4台も買っているだけど、まあ30年でその台数なんて眼中にないのでしょうね。以前は本当に親切にしてもらっていました。

 

今でこそチャイルドシートつきの自転車は当たり前にありますけど、30年前は皆無。既製のMTBアメリカから取り寄せたシートを、あれこれ工夫して取り付け、安定性のためにスタンドも改造してつけてくれました。おかげで僕ら夫婦は息子の保育園送り迎えに苦労はしませんでした。本格的なチャイルドシート仕様は珍しく、何度も「その自転車どこで買えるの?」と聞かれました。

 

妻が誤って転倒したときも、アメリカ製の堅牢なシート、ヘルメットは息子にかすり傷ひとつ残しませんでした。もちろん、ショップのテマヒマかけた実装のおかげで、僕らは本当に感謝しました。

 

で、このキラーVもそのショップから購入したんです。最初からあれやこれや改造をお願いしていまして、ノーマルではありません。

 

自転車バブル、、、。完成車しか売る気がないのは分かりますよ、だってその方が儲かりますでしょう。

 

でも、マニアが頼りにしてきたショップだったんです、、、、

 

「新車が買える」か、、、、このクランクひとつとっても当時でさえ安い新車は買えましたよ、、、残念。もうこのショップはマニアは相手にしていないのです。

 

実はちょっとまえにフロントディレーラーのことで相談に行って「もうバンド止めなんてありませんよ」と馬鹿にされたのでした、、、その日のうちにネットで購入しましたけど、、、、

 

高い完成車が使い捨て扱いか、、、、面白くないなあ、、、、

 

なじみのショップの変貌は残念ですけど、僕は前に進みたいので、ネットですべての部品を調達。フォーク交換に挑戦している方のネット動画に助けを借りて、さくさくと交換を済ませました。.。.。

 

だいたい500gの軽量化にもなりました。フォークの精度、剛性は高く、自転車がしゃきっとし、乗りやすくなりました。素晴らしい。

 

それにしてもヘッドのキャップ、Thomsonはさすがの作りでした。これはお勧めです。タイヤもついでに交換しました。パナソニックグラベルキング、これも良いタイヤでお勧めします。僕はチューブを入れて使用していますが、走行感はとても軽くて、チューブレスにする必要を感じませんでした。

 

フレームさえしっかりしていれば30年は乗れるのが自転車。部品交換して長く楽しめるのも自転車。僕は死ぬまでコイツであちこち走りますよ。