海辺の風景

海野さだゆきブログ

シューキュー少女!!

諸君、傑作の誕生です。

ganma.jp

スポーツ、なかでもサッカーまんがで好きなのは『夕空のクライフ イズム』手原和憲 著ですが、ここに来て強烈な作品を発見しました。現在絶賛連載中です。是非ご覧ください。

 

女子サッカーを題材とした作品も色々ありましたが、僕はちょっとピンと来なかったのです。

 

来ました!このゴツゴツ、バキバキ激しい音が聞えるマンガが!

 

話は中学生女子サッカー選手権千葉県予選決勝の試合から始まります。私立の強豪相手に公立中で決勝まで勝ち進んだチーム。10番は激しい戦いに消耗していました。しかし、彼女には負けられない、勝たなくてはならない理由がありました。

 

彼女は父親から「女子サッカーに未来はない。そんなものを目指しても幸せになれない」「それでも目指すというのなら結果を出せ」と条件を言い渡されていたのです。

 

この試合が良いです。絵柄がかわいらしいので、ここで第一印象をぶち壊されます。スピード、パワー、しかし、実際にサッカーがそうであるように、ごつごつした塊のぶつかり合いが画面から飛び出して来ます。精神の塊、肉体の塊がぶつかり合う音が。

 

攻め手が切れたその時、現れたのはなんと。。。。。。。

 

かわいい女の子5人出しとけ、じゃあないですけど、どこかしら「ねーよ帝国主義」を感じる作品には絶対にない、美しさがこの作品にはあります。

 

まず、とにかく絵が良い。選手の動き、そしてその視野から見えるピッチ。見ていてこっちも力が入ります。

 

主人公をはじめ、女子に「ねーよ帝国主義」が期待するふわふわさはなく、気安く声をかけられる存在とは思えません。

 

これは女子サッカーまんがの『ボトムズ』じゃあー!

 

そうそう、アレでサッカー出来るのか、と思ったあなた、是非これをご覧ください。

 

j-afa.jp

僕は11月3日、会場の川崎に応援に行きます。みなさんも是非。