ちょっと前に一曲だけ紹介しましたけど、イギリスのミュージシャンの1981年インディーズから出て、1984年にタイトルを変更して出されたアルバムです。
この1曲目の『We will meet them again』をまさにその1984年にFMのオンエアで聴いたときには、鳥肌が立ちました。
「僕が死ぬときにはきっとこの曲が聴えてくるのではないか」
そう瞬時に思ったのです。そして入手しました。しかし、当時アルバムとしての印象があんまりなくて、その後手放してしまいました。ですが、1曲目だけはずっと音源を持っていました。
先日、突然頭にその1曲目が鳴りました。かなりの衝撃で。
いやあ僕も死が近いのは間違いないですからね.。.。。で、無性にこのアルバムが欲しくなって探しました。
CD化されていませんでした。意外にも。アナログを探しました。いいですねえ、今は全世界レベルで探せます。で、予想した通り日本に状態の良さそうな盤がありました。
プレーヤーも昇圧器も随分前に売ってしまって手元にありません。ここはアナログからデジタルというサービスを利用するしかありません。
こちらを利用させて頂きました。もちろん、
曲の切目は不要、A面、B面の二つで
だって、アナログですよ、針を落としたら最後まで聴くのがアナログです。
約1ヶ月後にデジタル化したものが届きました。いやあ、盤面めちゃめちゃ綺麗にしてありました。そして、音の伸びが良いです。Vinyl Labさん、良い仕事してくださいましてありがとう!!
結構自然音が採り入れられているんですね、このアルバム。アンビエントな感じといい、心が落ち着きます。なんだか騒がしい今こそ音楽にやすらぎを求める人に聴かせたいアルバムですよ。これは。
レコード会社の方、デジタルリマスター、ブルースペックCDでなんとか出せないでしょうか。
そうそう、1曲目、ロックファンならば、おや、このシークエンス、もしかして、これはザフー?と思ったら、その通りです。このアルバムで美しいコーラスで曲を彩ってくれているのは、ピートタウンゼントのふたりの娘さんです。ゆかりのミュージシャンは他にも参加しています。こういうシンセの音、好きだなあ、、、、。やっぱアナログじゃないと出せない音ってあります。
いつか、立派なアナログ装置で聴いてみたいなあ。やっぱタンノイ?かなあ、小音量で。静かに聴きたいです。
Spotifyにも1986年のアルバム、これもとっても良い!、しかないし、入手困難なものを薦めるのはちょっと気が引けますけど、絶対のおすすめです。