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海辺の風景

海野さだゆきブログ

「少女人形と撃砕少年」渡辺僚一著 馬越嘉彦イラスト スーパーダッシュ文庫

ライトノベル

ねーよ帝国主義」はすごい変化球を用意していました。冒頭、いきなり美少女がスカートをまくる。普通ねーよ、そんなの、頼むよ、と思うのはあさはか村でした。

 

彼女は「人間」ではなかったのでした。は?。平たく言えば人造人間。なので人間のことは学習中。そうか、そう来たか。。。。ねーよ帝国主義、恐るべし。そこまでして美少女に色々させたいのですか。。。。

 

と、本題。話はアクションものです。すごくスピード感があります。ドライな雰囲気の中、スピーディに展開するアクション、そして、その中でこそ、ぴりっと効くギャグ(ちょっとエッチな)。

 

読んでいるうちに、これは「事後処理」の話なんだとわかります。これも通好みデスねえ。無国籍アクションはだいたい「あれから3年。どうして帰ってきた」みたいに始まりますものね。

 

事後処理の方が何十倍も難しいのです。やってしまったことは元に戻りません。やってしまった事から波及してしまったことは、当然予想だにしなかったことばかり。

 

しかし、それでもやらなくてはなりません。やらないと本当に終わらないからです。後悔をどんなにつらくても乗り越えて事後処理をしなくては次に進めないのです。

 

珍しくも事後処理の無国籍アクション。文章のテンポも素晴らしいです。お勧めします。