ドラムを始めた理由も「リズム」について自分の考えを持つことでした。ドラマーをはじめ色々な方の動画を観ました。演奏者の方はどうしても「どう楽器を演奏するか」を語ることが多くなります。僕が知りたいのはリズムをどう捉えているのか、ということなので、打楽器奏者に調べる範囲を広げてみました。
パーカッション奏者のTAKAFUMIさんも、もちろん奏法を色々と紹介なさってますが、どこか広い視野を感じたので、とても参考にしました。
そうしているうちに自分でも何かパーカッションを実際にやってみたくなり、いくつか購入した次第です。
カウベルはドラムをやる上でやはりひとつは欲しいと思っていました。それをはじめ、いざ選ぶとなると難しいんですね。楽器の「音程」「音色」が様々で万能というものはないわけです。悩んだ末に選びました。
手にいれたなかでもうなったのは、ペルサンガのパンデイロでした。これはジャパン パーカッション センターの特注です。400グラムと軽いです。ヘッドは山羊皮。タンバリンみたいですけど、これが深い低音も出せるんです。音量も想像以上に出ました。なかなか奥が深いですね、パンデイロ。
さて、肝心の自分なりのリズムの理解ですが、僕は舞踏や武術、とくに武術にその答えを見つけたように思います。
こちらの流派は剣だけではありません。棒、鎌、体術、などなど、つまり「使えるものは何でも使う」という武術の当たり前はなかなかに
パーカッションの思想
ではないかと思うのです。
で、試合を振り返ってくださっているので、実によく分かるのですけど、これまったくもって
セッションの思想
です。「いける時にいく」が失敗する時も成功するときもある。アンサンブルってそういう「読み合い」です。まったく同じです。
このおふたりの試合を自分の呼吸を集中して意識して観ると、すごさがわかります。で、この続きも是非見て頂きたいです。「なんでも使えるものは使う」という武術の「セッション」の神髄を見ることができます。
陰陽どちらも知っておくことで、得られるものは大きいと思います。