ポンタさんが亡くなられていました。山下達郎さんが文春オンラインにすばらしい思い出を語っていらっしゃる。ポンタさんは「歌もの」日本一だったよなあ、と僕も思います。
そして細野さんのベースについても語っていらっしゃる。村上ー細野のリズムセクションは確かに今聴いても夢の組み合わせです。そう2枚目のアルバム「Spacy」。
おふたりとも歌をよく聴くんですよね、それは聴いていてわかります。僕も歌もののバックをやるのが大好きだし、どこの誰よりも歌い手のファンでいるというつもりでプレイをしていました。
はっきり言って、ベースなんて聴えなくてもいいんです。歌がちゃんと客席に届くのならば。
あこがれだったミュージシャンが次々にあの世にいってしまいます。仕方がないことなのですけど、本当に寂しいものです。僕もそんなに先があるわけではないのです。ぼけっとしていられないです。
もうバンドでベース、やることないんだろうなあ、、、、これも寂しいことですけど、仕方がないのです。老いることは孤独と向き合うことです。
でもそんなに悪いものではないです。その孤独は病弱入院児童だった僕には懐かしいかんしょくなのです。
そんなベッドにしばりつけられていた子供に音楽で夢を与えてくれたミュージシャンたちには本当に感謝しています。
最後まで音楽やります、僕も。