以下、当日の演奏内容、曲目などには一切触れていませんことを最初にお断り申し上げます。
僕は悪評価は書かないことにしていましたけど、今回はあまりにもヒドイ経験をしたので、書きます。
僕がライブハウス嫌いなのは「無神経な大音響」「ひどい客扱い」に堪えられないからです。よほどの事でない限り行きません。地下で空気が悪いという立地も嫌ですから。
騒いだり暴れたりする「集団騒擾」の場所なのでしょうか?
しかし、応援したいと思っているバンドの数少ないライブなので、がんばって行きました。
地下なんですよねえ、、、嫌な、、、予感がしましたら、案内されたのは
スピーカーの前の席
げ、、、、狭い会場で天上低いのにこんなスピーカー不要でしょうに、、、
げ、、、、低いステージ、僕の前にはターボサウンド社のウーハー2連、、、、
地獄決定
ひとりだし、アルコールじゃんじゃん頼みそうもない老人だからあてがわれたのでしょうけど、、、露骨、、、、。
でも、、、このバンドってウーハーをブン回す音楽ではない、、、じっくり聴くタイプだから、ウーハー不要だよな、、、この狭さだし、、、、
甘かったです。振り向けばコンソールには若いオペレータ、、、客電が落ちて、、、
響いてきたのは4つ打ちの大低音、ここはEDMの会場でしょうか?
こんなこともあろうかと、念の為に耳栓を2種類持参していました。早速装着。
バンド歴最後に、無神経なドラマーが狭い練習スタジオなのに、僕の耳元でおもいっきりクラッシュシンバルを叩いて、僕は外傷性難聴になり、バンドは続行不能、今でも耳鳴りに悩まされています。
したくはなかったけど、これ以上聴力落ちたら音楽楽しめなくなるので、耳栓しました。
テーブルの相席は中国語を話す初老のご夫婦、、、後ろのテーブルはやはり「おひとり様」、、、、、。
さすがターボサウンド社、キックの度に腹を殴られるような衝撃です。食べたもの吐きそう、、、、、気持悪い、、、
ブーミーかつ割れた大音量低音の波状攻撃
とどめは「プラスティック ラブ」。あの16の連打で僕は完全にノックダウン。
後半は新曲なんだから、聴いて行きたいと、頑張りましたけど、もはや音楽なんてものは耳に入りません。ここはコンクリを砕くドリルや杭打ハンマが唸り続ける工事現場。両手を前にして胃が蹴飛ばされるのを少しでも防御という体制。
僕はなにしに来たのでしょう?
根性というより、もう動いたらやばいので、ずっと堪えました。終わったらホテルで横になりたい、、、。それだけ。。。思って。
ふらふら小雨の中、通りの向うのホテルに戻って、ベッドに倒れ込みました。
氷雨の町は静か。。。。