海辺の風景

海野さだゆきブログ

もうガタルカナル

1、クルーズ船の段階が「真珠湾

 

ここで敵主力を叩き、交渉を有利に。

 

相手がそういう交渉に乗るのかをそもそも考えていない。索敵が不十分で主力の動向を見誤る。つまり、、、、

 

自分勝手に想像した「相手」に対して、自分勝手に結論づけ、自分勝手な対策を実行。

 

「日本人には"他者"というものがない」

 

ウィルスには人間の考えた「戦略」などまったく関係ない。

 

 

2、緊急事態宣言が「ミッドウエイ」

 

敵主力に対して、当方の戦力を集中し、叩く。

 

相手が自分と同じ精神性を有し、自分と同じ傾向を有し、自分と同じ戦略で戦うと決めつけている。

 

そもそも「主力」が何かを見誤っている。

 

結果、攻撃の「主力」を人的にもハード的にも失う。つまりよく訓練された戦力はここで失われた。感染の専門家をはじめとする経験値が高く、戦闘力の高い「主力」はここで失われた。

 

 

3、「自粛」連呼が「ガタルカナル」

 

「相手」の進行を食い止めるべく、その進路を叩く。

 

クラスター叩きという「島伝い」作戦。補給が極めて困難、実際の戦闘時間が数十分という地点で「拠点潰し」をしかける 。しかし、相手は「全力」で侵攻。圧倒的戦力差の前にあっけなく「拠点を占拠」され、無意味な損耗を繰り返す。なおかつ、相手は「予想外の進路」で戦線を拡大、「防衛線」を突破してゆく。

 

以前、とんでもない失敗をした「参謀」たちが、見事に返り咲き、みるも無惨な大失敗を演じる。しかし、その後もなんのおとがめもなく、作戦指揮をとり続ける。

 

多くの将兵がろくな補給、バックアップを受けず、戦闘どころか、餓死、病死の山を作る。最前線では江戸時代末期の武器が主力。理由は「弾を作りすぎていて沢山あり、まずはそれを使うことを優先した」。

 

ああ、布マスク。

 

今、医療従事者をはじめ「前線」に立っている、物流、販売、などなどの貴重な人たちが、ろくな補給、バックアップも受けず、丸腰で戦っている。

 

それは「戦っている」と言えるのか?

 

「自粛」って「各個撃破せよ」、つまり「それぞれめいめいで頑張ってね、俺たちは知らないよ」という「指揮作戦放棄」。

 

手作りマスクが「千人針」に見える。「自粛」が「欲しがりません勝つまでは」「ぜいたくは敵だ」に聞える。

 

私は老いた妄想家なのだろうか。