サブスリー、つまりフルマラソンを2時間台で走るというのがアマチュアランナーの勲章だそうです。これって、42.195kmを約3時間ですから時速14kmくらいですね。
ママチャリのスピードですねえ。でもツーリングしかしない僕にとってはちょっと速いペースでしょうか、12km/hくらいでしか自転車漕ぎませんから。
雑談でサブスリーの話になったことがあります。話のネタをふった人は実際にランの大会に出たりしているので、やはりサブスリーは達成したいとのことでした。
僕はスポーツはある程度のレベル以上は指導者と仲間がいないと達成できないと思っているので、プロの指導とランニングのクラブみたいなところへの加入が当然だと思っていましたが、どうもそのランナーさんはそのどちらも嫌だとおっしゃるのです。よほど嫌な思いをしたのかなあ、、、、でも、、、、、
自転車でも先頭交代をしながらでないと、きつーいですよね。陸上も練習ではそんな感じみたいですし、、、、
さらに話をうかがうと、練習で40kmとか30kmとかの距離を走っていないみたいな、、、、
え?陸上って、距離で種目が変るって競技ですよね。普段40kmを走らず、10kmとかしか経験がないって、、、、、それって違う競技の練習をしているってことではないのかなあ。。。。。
7時間ぎりぎりだろうが42km走った人はマラソンという競技をしたわけですよね。9秒99であろうが100mならば100m走という競技をしたわけですよね。42kmの競技の練習が100mっていうことはないですよね。
野球の練習を両翼120mではない50mとかのフィールドでやってもそれは別の競技の練習になっちゃいますよね。。。。。普段120mできないとしても、最終的には120mのフィールドでやるしかないですよね。そうでないと練習にならない。。。。。
働きながらのアマチュアであっても週に一度は42kmの練習はできますよねえ。。。。僕がランが趣味ならばそうしていると思いますけど、、、、、。はて。。。。。
楽しいですよね、本番と同じって。違うのかなあ。。。。。長距離には長距離の走りかたってあると想像するんですけど、違うのかなあ。。。でも、生じる課題って距離が違うと変ってくると思うなあ。。。
というわけで、ちょっと走ってみました。とはいえ、僕はスロージョグ以上のペースでは走れません。スロージョグできるようになるまででも3年かかったので、これ以上のことはできませんし。
場所は多摩川。立川の柴崎体育館駅からスタート。この日は寒波来襲で気温は6度で無風。気象状況は良いですね。
最初はいつものスロージョグ、キロ10分ペース。5km過ぎてからあることを試してみました。
「地面を押す」
参考にした本のいくつもにこの言葉が出てくるのですけど、これが分からない。。。。やってみて確かめるしかないと思ったのです。あーでもない、こーでもないとやってみると、わかりました。ああ、これかあ、と。
確かに「地面を押す」としか言い様がないですね、これ。この走りをするとぐんぐん前に進みますし、おまけにとても楽です。これかあ、このことを言っていたのか、と納得しました。気が付けばキロ7分まで縮まっていました。びっくり、速くなるんですねえ。すごい。
でも、僕の現在の足の状態ではこの走りは続けられません。残念ですが。でもこの走りならば楽しいですよね。間違いなく。
その後、空模様も怪しくなってきました。確かめたかったこともできたので、10kmポイントで走るのを止めました。是政橋ですね。いやあ、走り終えて爽快この上なかったですね。これは楽しい趣味になるでしょうってこともわかりました。ペースはキロ9分でまとめました。10kmで90分かかりました。
この日、実業団らしきひとたちの練習に遭遇しました。僕がちんたら走っている間に、追い抜いてまた戻ってきてを2回繰り返しました。すごいですねえ。選手の皆さんはテレビでは分からなかったですけど、背が高いです。つまり足が長い。。。。そして、足音なんてしないんです、風を切る音しかしないのです。すんごいスピードで走っていましたけど、なんかよゆーの感じですし、体が滑って行く感じ、、、まあ要するにプロは別世界です。はい。かっこいいですねえ。。。。
件の人は多摩川で40kmとかしそうもないですけど、ランって楽しいものじゃないのかあ、、、、僕は足の状態からして、、、ランを趣味にはしないですけど、走れるならよい趣味になるとは思いました。