ふと気になって観始めました『アカメが斬る!』でしたが、
「こ、これは『必殺』じゃねーかよ」
はい、テレビドラマ『必殺シリーズ』のファンクラブ「とらの会」会員でありました私は、新入りに向けて「あんた甘いのよ」と吐き捨てるマリンちゃんに、、、
「世のため、人のためなんて言ってたんじゃ、すぐくたばっちまうんだよ」
とかあの声で反射的に、、、、
ラバックは勇次というよりは、やいと屋っぽいなあ、、、とか、、、、。やれピンチで銃撃とは巳代松かとか、、、、糸が束ねられてとは組み紐かとか、、、頭の中は別世界に(笑)
全話「なになにを斬る」で統一というのもまた「必殺」ですよ。
さて、敵側の外道ぶりもすごいが、すごいだけではなく、強敵すぎるほどなので、ナイトレイド側に死者が、、、、
私の頭の中では、トランペットだとか、フェイザーかかりまくったギターのコードワークとか、弦の不協和音とかが鳴りまくり、、、。
その容赦なさは『新仕置』最終回並み。筋運びはかなりシビア。というのは、敵側である帝国軍のカウンターテロのメンバーにはそれなりの理由があるからです。
そのあたりは「ガンダム後」なんですね。ただのバトルではないのです。
最後、レオーネの最後には泣きました。華々しい最後とかはひとつもない、殺し屋の最後なんです。
と、いうわけで、休みの日に怒涛の鑑賞とあいなりました。作画もしっかりしていますし、よい作品です。
まさか、還暦過ぎて、今時のアニメという姿で「必殺」に再会しようとは、、、すばらし過ぎます。
こりゃ、原作も読まないといけませんね。