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海辺の風景

海野さだゆきブログ

「後宮楽園球場」第2巻 石川博品 著 wingheart イラスト

あれの続きがあったとは。思わず購入です。帯に「美少女、お色気、スポ根」とありますけど、まんま、ですね。

 

本筋は主人公の復讐譚なので、それが成功するまで、あるいは失敗するまで話は続けられるのは構造的にはその通りなのですけど、狭い後宮で野球で、ネタがもつのかしら、なんて思っていたのですけど。

 

プロ野球80年以上の歴史は、エピソードを並べるだけで本になってしまうわけです。すごい蓄積です。そうです、野球に関してはほぼ「史実」が並べてあります。ファンならば、ああ、あの話ね、ですけど。。。。

 

魔人は出てきますけど、魔球はでてきません。スポ根なんて煽っていますけど、よくあるトレーニングです。むしろ「初心者向けエピソード」って感じの記述が野球の内容に関しては続きます。

 

まあ、お色気は確かにありますけど、「史実」の方、つまり実際のプロ野球の方は奇想天外な破天荒なことが山程ありますので、フィクションが負けちゃうんですね、かなり工夫しないと。ライトノベルの場合はその工夫はねーよ帝国主義ですけど、長年のファンからすれば、おっさんたちのエピソードの前にはかすんでしまうんですね、美少女程度では。

 

アストロ球団」くらいじゃないと、事実に負けてしまう、というのが僕の感想です。つまり、ブラック球団が登場しない限り、野球では盛り上がらない、と。

 

あれ、作者の石川さんて、阪神ファンだったのですね。お仲間ですとは驚きです。東京のジャイアンツファンからすれば、大阪のタイガースって、ブラック球団っぽかったんですよ、ある時期までは。なにせ、関東にいるとほとんど情報が入ってこないので、「うわさ」が膨らむんです。はい。

 

もし次があるならば、是非「アストロ化」をお願いします。