主人公男子、同級生がロックスター、カナであることを知る。そして、彼女との関わりの中で才能を開花させて行く。しかし、それはまだまだ「可能性」の段階の才能。いくつかの出会いを経てひとつ、ひとつ階段を昇って行く。
小説の音楽もので納得できる作品に出会えたので、バンドものってどうよ、って思いました。ネットにとっても適切なサイトがありましたので、そこの記事を参考に電子書籍サイトで「立ち読み」をして作品を選びました。
やっぱ天才しかいないのかなあ。。。。
主人公はライブでものを投げつけられるほど、まだまだ、なんですけど、「天才は天才を知る」で、彼を囲む仲間や関係者は彼の演奏や歌に衝撃を受けるんです。
なるほど。「可能性」ってそういう表現で説得力持たせられるのですね。感心します。
で、実際アマチュアだけど、バンド組んできた身として、とても共感できたのはメンバー集めの段階でのドラマです。
そうだよねえ、メンバーの何かに触発されて、おーし!!!やるぜ!!!って感じになりますよね、というかそれがバンドの醍醐味ですよね。
そして、メンバーへの思い。。。。。。。。。
10年続けるぜ、とバンドの立ち上げからがんばって、7年目に「クビ」になってしまった僕としては。。。。。とほほほ。。。
音楽というより、バンドってどういうものって、ところで、この作品はとても心打たれました。お勧めです。