問答無用のシリーズ映画。アクションばっかりではなく、時折見せる深みがこのシリーズのミソですね。
さて、もちろんIMAXで観ました。この映画は轟音、どでかい画面がぴったりです。何しろ土地が広大。地平線までまっすぐの道路でのすざまじいカーアクションは本当にすごいです。
今回は女性が主人公です。しかしまあ、一言「カッコいい」んですね。ものすごくタフだし、智慧もあるし、これだめなら次、だめなら次って、とにかく生き延びることがすべてなんです。そのためには常に全力。その真っ直ぐさにほれぼれします。
「かわい子ちゃん5人出しておけ」の「ねーよ帝国主義」とは無縁です。
きれいだのかわいいだの、なんて感情は起きません。なんか
人間として尊敬できるんです。
で、尺は2時間30分くらいあるんです。観る前は、長いなあと思っていましたけど、終盤には
もっとやってくれ、尺がたりねーよ。
と本気で思いました。
いやあ、彼女、僕にとってはグレース ジョーンズ姐さんに並ぶ「かっこいい」存在になりました。
問答無用。大画面、轟音の映画館で是非観てください。