コロナ災禍で中止が続いた木場ストックがようやく開催しました。万歳。そして我らが隊長率いるバンド、第一コンバットさんが2日目のトップバッターで出演です。もちろんファンである私は駆け付けました。
久しぶりの木場公園。まさに五月晴れの気持よい1日となりました。万歳。
今回はベースさんが育休ということで、4人での出演。いやあ、隊長、相変わらず絶好調。驚愕の仕掛けで会場は大爆笑、また爆笑。みなさんにこのステージを味わっていただきたかったですよ。
いえ、第一コンバット、イチコンさんはお笑いバンドではありません。
「うちは社会派ですよ、社会派」
と隊長もおっしゃっています。医療問題、宗教問題、ジェンダー問題、など、時代に鋭くメスを入れているのです。今回の新曲だって
『恋のUber Eats』
ですよ。労働問題に鋭すぎる視点で迫っていますよ。。。それもリアル路線で、それも驚愕のパフォーマンスで、世界初ギネス間違いなしのパフォーマンスで。
他の出演者さんも素晴らしい。毎回こんなバンドがいたのか、と驚かされてきました。今回は、日本、アメリカ、ジャマイカにルーツをもつ3ピースバンドが凄かったです。ジャマイカンのギターさんのプレイは、ロックギターやっているひとなら絶対こう思ったはずです
ジミヘンの音がしてるやん!!!!!
イミテーションとかコピーとかコスプレじゃないですよ、オリジナリティあふれる演奏スタイルなんです。でも、どーしても、どーしてもジミヘンにしか見えないんです、私は。カッコ良さの質が同じなんです
カントリーロックのボーカルの方、素敵だった。まさにカントリーの声質。観客の皆さんがカントリーの乗りが分からないので、なんか盛り上がらなかったですけど、勿体ないくらい良かったです。ペダルスティールと、ベースの方は大ベテランで、プロの演奏ですし、シブイ
そしてなんとなんと、ローリングストーンズのカバーバンドさんに大事件が!
あと2曲というところで突然ベースの方が腹痛でダウン、、、これ、、、もちろん芝居なんですけど(笑)、そこに通りがかりのひとが上手からステージに、もちろん仕込ですけど(笑)
「お名前は、、、山下達郎さんですか」
「、、、いえ、違います」
伊藤広規さんじゃないですか、ほんとかよーーーー!!!!
夢かうつつかですよ、仕事じゃないリラックスした演奏を目の前で、、、ひゃあーーー!大学時代、一生懸命コピーしました、私のベースヒーローですよ。。。やっぱすごい。加わった途端にバンドが別のバンドになりましたよ、、、ドーピングやろ、これはもう、すごすぎる。
幸せだよ、、、、
さて、フィナーレ、このイベントに尽力されたライブハウスifのマスターが、今回を最後にすると、、、、、、区議会議員時代から開催に絶大に協力された区長が春先にお亡くなりになり、、、、マスターも高齢、、、そりゃそうです、あしかけ27年かかわって来たのですから、、、
誰もこれからもやってくれ、なんて気軽には言えないでしょう。自治体、公園管理者、近隣住民、などなどとの調整交渉対応など、簡単にできるものではありません。その上でバンドのオーディション、スタッフの確保、進行、、、、山程の仕事をこなしてはじめて可能なんです。野外ですからアクシデントは室内とは違うレベルで起ります。
今回が最後になったとしても、残念ですが、仕方がないと思いますし、いままで積み上げてきた業績は大きく評価されるべきだと思いますし、なにより観客としては感謝しかないです。
ありがとうとざいました。マスター。