海辺の風景

海野さだゆきブログ

旅の終り 吉原宿から蒲原宿へ

今日もゆっくりと出発です。雲が多めですが、降らないという予報でした。街道は不思議なもので、ここもそうですけど、必ず緩やかに曲がっているのです。これは人の生理的なものなのでしょう。

 

再び国道と交差したりがいくつかあります。その分かれ道を失敗しがちなんです。今回も「前回の記憶通り」一度間違えました(笑)。

ここが正解です。一個手前で曲がってしまって、戻って歩き直しました。

 

こういうところでは、なんとはなく直進が旧道っぽいのですけど、国道が正解なんです。しばらく車通りの多さに閉口しつつ歩きますと

 

富士川の鉄橋です。ここは歩道が狭いので自転車とすれ違うには身を寄せないといけません。大井川ほどではないですけどちょっと怖いです。

 

前日の大雨で川は濁流。しぶきがカーテンの様になっているなかにいました!

鵜?

鵜でしょうか?すばやく潜って、しばらく出てこないかと思ったら、きらきらと光らせて魚をくわえ、飲み込んで、またさっさと潜って見えなくなります。この濁流のなか、素晴らしい運動能力です。かなーり見とれてました(笑)

 

橋を渡り終えてちょっと上流方向に行きますと渡し場跡があります。つまりこのあたりから上に上がる道が正解なんですけど、、、、川の氾濫は頻繁だったでしょうから、渡し場も一定ではなかったとは思うのです。なのであくまで「このあたり」で良いのではないでしょうか。

 

狭いところを上がると狭い通りに出ます。雰囲気あります。少し行くと道は広くなるのですが、なんだか交通量が増えます。比較的狭い道なのにけっこう車の速度があって、ちょっと嫌です。

ここは今日はお休みでした。

我慢して進みますと一里塚です。

車がびゅんびゅん通るのであわててシャッターを切ったら斜め、、、

 

そしてここで右折です。画面右のカーブミラーの下に水色でここで曲がることが案内されていますが、ここでまた僕は「前回の記憶通りに」間違えて直進(笑)。しばらく歩いておかしいことに気が付いて戻りました。

 

まあ記憶通りに戻れましたのでよしとします(笑)

 

しばらく行くと高速道路を潜ります。ひだりに「夢街道東海道」の道標。これを見るとほっとするんですよね。。。。

これを左

進んで行くとまた「下を」潜るのです。ここでちょっと休憩。あ、街道歩きでは住宅地で休憩をとるのが難しいです。ひとの家の前で見知らぬ男が座っていたら嫌ですよね、、、なので休憩ポイントは時間では決められなく、疲れたのに先に進まなくてはならなくて、ちょっとつらいという事がおきます。

 

ここで高速道路を渡り、坂を下って行きます。

高速を走る車中のひとは上空に東海道があるなんて思いもしないでしょう。安全運転のためにはまっすぐ前を見ていないといけないですし、一瞬ですし、、、、

 

歩く速度でないと見えないものがある

 

僕はそれをずっと思って東海道を何回も歩いてきました。

 

坂を下って行きます。普通に住宅地なので写真が撮りにくいのです。色々なものが写ってしまいますし。個人宅ですし。東海道など旧道あるあるでしょうか。

 

蒲原宿到着です。今日はお昼ごはんに間に合うべくちょっと急ぎました。

相変わらずすごいです。ちょっと先の公園のトイレを利用。地元の方のお掃除がきちんとなされていて有り難いです。

 

ここで左折するといわゆる広重ポイントなんですけど、以前それをアピールしていたお家はもうありません。。。。

 

今日はここまで、ここで国道に出ます。お目当ては

 

よし川さんです。ここでしらす丼かき揚げのセットを頂きました。しみるように美味しかったです。また食べることができて幸せです。

 

新蒲原駅に戻って、ホテルへ帰ります。またまた静鉄ストアで豪華買い物。あ、なんと山形の名品米「雪若丸」が10キロ袋で積み上がっているではないですか!さすが!

 

今日もあまり疲れもなく歩き終えました。感謝。