今一番のお気に入りは「そこに鳴る」というバンドです。
最初聴いた時ほんとうにびっくりしました。こういうのが聴きたかったのです。速攻で購入。もちろん初回限定ライブDVD付き。このライブは最高に好きです。ライブ苦手ですけど、このバンドは生演奏を浴びたいですね。
で、あっと思ったのはこれを聴いたときです。
これ、ミディアムテンポと言えるのですけど、そう聴えなかったのです。その時に僕はあっと思ったのです。
よく僕ら年寄りが若い世代の歌を評して
何歌っているのかわからない
と、言ったりします。これ、単にテンポが速いからと片付けてしまわれてそれ以上の意見感想を聞いたことがないのですけど、、、、、僕はこの歌を聴いたときにテンポの問題ではないと確信しました。
日本語が速い
え?なにそれ?ですよね。これ、言葉に載せられている、詰まっている内容の伝達スピードが物凄く速いってことなんです。
え?わけわからない?
例えば、「さようなら」と言われたときに、言ったひとが「去る」速度が一瞬なのです。ゆっくりと消えて行く感じではないのです。これは物理的な問題ではありません。
受け取る側がその速度について行けないと、その場でのコミュニケイションは相当難しいものになると想像します。これが「若い連中の歌は何言っているのかわからない」の正体だと思ったのです。
逆もあると思うのです。どんなにテンポが速くても、伝わるものがとてもゆっくりしたものだという、、、、僕はいわゆるメタル系にそれを感じます。
大好きなEPICAです。いかにギターやバスドラムが高速であろうと、ゆったりとした流れを感じます。
そこに鳴るの曲の歌詞がまたいいんですね。是非聴いて頂きたいバンドです。