海辺の風景

海野さだゆきブログ

阪神ファンの僕からちょっと失望したイーグルスファンの方へ

www.youtube.com

ちょっと前にこんな動画をだしていたんですね、気が付きませんでした。この時のニュースには失望した楽天イーグルスファンのネット上の声が多く聞えていました。

 

デーブ大久保さんはファンを心配していたんですね。.。。

 

でも、ファンもタフになって行きませんか?って僕は思うのです。なぜなら僕は阪神タイガースのファンだからです。

 

その昔、二リーグ分裂の時に

 

「え?阪神パリーグに行かないん?」

 

に始まり、あの事件、あの騒動、あのアホ、この馬鹿、、、、、。僕らファンは怒り、憎しみ、懺悔、悲しみ、哀しみ、脱力、呆然自失、卑下、、、、ありとあらゆるマイナス方向の感情を味わい尽くしました。

 

そして、毎年、日本シリーズの時期には、1985年のビデオを見直し、壁の優勝の瞬間の写真パネルの、満面の喜びをたたえたナインのひとりひとりの名前を呼び、

 

「生きねば」

 

と思ってきました。どんな暗黒時代でも。

 

そして僕は職場はもとより、友人にさえ野球の話をしなくなりましたが、僕の中のファンの部分はより強固になってゆきました。

 

そして、目の前の現実にひたすら耐え忍び、行動認知療法ではないですが、どんな展開でも「良いことを3つ」「まずかった事はひとつ」「こうすれば良かった、をひとつ」心に刻み、肯定感をこつこつを積み上げて行ったのです。

 

阪神よえーなー」

 

そんな声に「そう、弱いところはここ。しかし強いところは三つある、弱いところはこうすればよかった」と、将棋の感想戦をすることで自分がファンであることを踏み固めたのです。

 

北杜夫先生ではないですが、「まさか生きている間にもう一度優勝を見ることができるなんて」を経て、

 

あれ?

 

そう、再び三度、「どんなフロントだよ」「どんなオーナーだよ」「どんな社長だよ」という災厄に焼け野原にされても、一本の花から、一本の草からファン魂をよみがえらせて来ました。

 

そしていま、二リーグ分裂の時に後ろ足で砂をかけた阪急の傘下に吸収されているのです

 

これ、ガンダムの例で言えば、、、、恐ろしい報復が待っているはずです。

 

「その名、忌むべき存在」

 

とか言われて、、、、

 

それでもいいのです。地下トンネルから脱出し。戸籍を改竄し、別の人間になって、、、、、じゃない、、、、

 

元の「大阪タイガース」になって、現在六甲おろしのただひとつ不自然な部分を元の自然な流れに戻し、日本シリーズなんてスケールではなく、アジアリーグの強豪チームになり、甲子園を東アジアの野球の聖地にするのです。

 

甲子園の中の店はもとより、周辺は東アジアの食べ物、音楽、服飾、などなどあふれ、まさにあのときの大阪(浪速)をよみがえらせる地域になるのです。

 

仙台も遠くヨーロッパと独自に商談を進めようとするくらい視野が広い土地柄でしょう。しかし、土地の記憶がひとびとの営みに形を現すには時間がかかります。

 

自分達がどこのチームなのか忘れ、土地に遍在する精霊たちからの祝福を忘れていようと、いつかは思い出すに違いないのです。

 

その日を信じて、タフになりましょう。

 

お前たちのくだらない手練手管ごときで、心の中の草原を枯らすことなどできるものかよ!

 

土地の精霊に祝福される祝祭の場、それが僕たちの球場なのだから。