すでにもう秋
一度咲いたら
ほかの花を押しのけて
どこどこまでも
無節操に咲きまくる
コスモスの季節です
「あかりちゃんのような花だ」
東芝あかりちゃんと月夜見カゲルくんのラブコメです.。.。.。って、いえ、ギャグまんがです.。.。。
1972年に少女マンガにめざめた某少年、つまり私はいわゆる「乙女チック」路線は好きでしたが、実はそれを上回るファンだったのは少女マンガに掲載されるギャグマンガでした。
土田よしこさんの一連の作品ですとか
「きみどり愛に死ね!」って、名台詞(笑)
同時期連載の『ベルサイユのばら』の揚げ足取り(笑)とか爆笑ものでした。
岩館真理子さんのファンになったのだって、『おしおきしちゃうから!』ですよ。あのなぞなぞは20年使わせて頂きました。主人公の親友がどうみても野坂昭如、五木寛之、両先生ですよ(笑)
私は何故か女性作家のギャグに波長が合うんです。最近のお気に入りは『ローカル女子の遠吠え』『ヨタ話』ですし。
なぜでしょう?たぶん、少女マンガにおいてのギャグマンガって、「B面」なんですよ。アニソンでいえば「エンディングソング」。
強烈な物語世界の吸引力でぼーっとなった頭を現実に復帰させてくれる力があるのではないかと.。.。
「女の成長を妨げるような愛し方をするな」(だったよね『エースをねらえ!』宗方コーチが藤堂くんにびしっと言う、あの場面)とか、うぉー、すげえ台詞、、、とか、ボーっとなったあとに土田さんのギャグ読むと、自分がしがねえ生徒であることを思い出しますし、そのしがねえ生徒って悪くないなって思えるんです。
で、件の作品ですが、主人公の名前がすでにパロディです。電機メーカーの東芝、当時家庭用照明の宣伝コピーが「東芝のあかり」でした。
という具合いに当時の風俗を知らないと笑えないかもしれませんけど、各種設定はまだまだイケルのではないかと思います。
各電子書籍配信で読めますが、マンガ図書館Zさんでも読めます。
と、なんか忘れたころに必ず人に薦めているような気がします(笑)
しがねえ生徒であった自分の等身大の喜怒哀楽ぶりを思い出すわけです。高齢者ですから(笑)