海辺の風景

海野さだゆきブログ

QuietKick by Drumeo

www.drumeo.com

 

Drumeoはご存じでしょう。先日のぞいてみましたら上記新製品が告知されていました。発売記念セールでだいぶ安くなっていました。なんかしら変ったものが好きな私は即刻購入。4月22日に注文しまして本日届きました。

 

Quiet Kick 送られてきたもの

パッドは3種類。ゴムで跳ね返りが気持よいあるもの、そしてウレタンの薄いものと厚いもの、です。

 

装着し、やってみますと、こんな感じです。

踏んだ感じ

プロモーションビデオのように、通常のものと交換するだけでつかえます、とは行きませんでした。やっぱり細かくセッティングしなおす必要があります。でもそんなに手間ではないですね。

 

やってみた感じはどうなのか、といえば、「面白い」です。私はもともとdwの練習用、あのゴツイやつを使っていましたので、それとの比較になります。当たり前ですけど、dwのとは打感が違います。

 

視覚的な変化の大きさに惑わされているというより、まずはビーターの違いですね。次はやっぱり打面のパッドの感じです。私はdwのやつに慣れてしまっているだけなのでしょうけど。

 

そして肝心の「消音」ぶりですけど、これは良いです。もちろん遠慮無く踏み倒すワケには行かない住環境ですから、そこのところはよいかなあ、、でも、、、何度も言うようですけど、遠慮なく踏むわけにはいきませんよ、あくまで「トレーニングパッド」の音量ということを意識したいものです。

 

ちなみに上記私の部屋は、アパートの1階、フローリングの上にウッドカーペット敷いて、その上にタイルカーペット敷いている、です。ペダルの下に敷いているのはローランドのエレドラのペダル用防振動ボードです。

 

消音性はよいと思いますが、それよりもなんと言ってもこの小ささです!買うしかないですよ!パッドは自分で工夫すればより好みの打感になると思いますし。

 

私が買ったときはセールだったので、59ドルでなんと送料込みでした。。。今は定価に戻っていますし、もしかしたら送料別かもしれませんけど。

 

いかがですか、ドラマーの皆様。

 

 

不安はエネルギーのもと

残りの人生最大10年とするのが現実的な私です。それが現時点で想像が何とか及ぶ範囲なのです。そうすると山程不安が湧いてきます。もちろん死への恐怖も病、老いへの心配が主なんですけど。そこで

 

不安だから立ち止まるのか、動くのか

 

と言えば動くを選びますけど、これって

 

怖いから動かないのか、怖いからその場から逃げるのか

 

と言った方が実際に即している感じがします。生存確率が高いのはどっちなのかは分かりませんけど、私は逃げる方が良いかな、くらいに思っています。

 

死や病、老いから逃げ切れはしませんけど、逃げている間、つまり捕まるまでは生きている、そう思うわけです。

 

動かないと選択肢を狭めることになると思います。それが重なると仕舞いには選択肢がなくなる気がします。

 

動かないことで確実に得られるものもあると思います。選択肢を狭めることで確実性が増す方向に転がることもあるでしょう。

 

動かないのか、逃げるのかは好みでしょう。

 

逃げるって言っても、逃げ道は限られてくるのは確かでしょうし、仕舞いには選択肢がなくなる、そこは同じでしょうから。

 

現時点で得られる選択肢を吟味して動けるだけ動こう、そう思うのです。どこまで行けるかやってみようと思っています。

 

どのみち、その運動のもとは恐怖や不安です、私の場合は。それは悪いことではないように思います。

 

ようやく引っ越し先にも慣れてきましたので、ちょっと自分の考えをまとめてみました。さて、ここからどこまで行けるか、やってみたいのです。

Deprecated feature: REMAKE_INITRD

Linux5.17.2をいつも通りにバニラからコンパイルしてdkg -iしたところ、

Deprecated feature: REMAKE_INITRD

の嵐となり、はてはPythonのエラーメッセージまで出る始末。

 

どうもzfsのバージョンアップが原因みたいでした。

zfsonlinux.org

Debianだとzfs

/usr/src/zfs-2.1.4/dkms.conf

REMAKE_INITRD="no"

REMAKE_INITRD="yes"

にして回避するみたいなんですけど、、、、、

その状態でコンパイルしてインストールしますと、Deprecated feature: REMAKE_INITRDは山程でますが、エラーにはならず、今もこうして走っています。

他にちゃんとした対策があるかもしれませんけど、今のところこれで様子見です。

 

 

EMG ABCX

Geek in boxさんのYouTube動画にてEMG日本代理店のオカダインターナショナルの方がEMGの詳細な説明をしてくださっていました。そのなかで音質を変えないバランサーの話が、、、

 

そんなの出ていたんだ、、、買うしかない!

 

私のフォデラはEMGに載せ変えてあります。18Vでマスターボリューム、バランサー、ミッドイコライザ、トレブルとベースのスタックという構成です。比べてみる元のバランサーとはやはり作りがちょっと違います。進化しているんですねえ、、、

 

EMGの部品交換は楽です。はんだ不要なのでほんと、つなぎ換えるだけですから。

 

ここで、別の問題が生じました。

 

貧乏性な私はちょっと使っただけの弦をとってありまして、それを張って、今回の部品交換の効果をみようと思ったのでした。そうしましたら、、、

 

解放弦とハーモニクスの音程が合わない、、、、

 

という恐ろしい現象が起きました。お分かりでしょう、、、、でも私は「まだ新品同様」という観念にとらわれて、あさっての方向に(笑)。

 

ネックの調整、、、だめだ、、、余計に悪化、、、、、、なぜか1弦だけオクターブが合わない、、、、、

 

はっと正気に戻りました。これは弦がだめになっているからだ、、、基本じゃん、、、、こういうの、、、、ダメダメだなあ、、、俺、、とほほ、、、。

 

正真正銘の新品のフォデラ弦に交換。再度ネック調整。。。オクターブ調整はあっというまにびたっと合いました。ペターソンのチューナーでびったしですから、、、

 

弦高は1弦で2ミリ、5弦で2.25ミリで調整しました。

 

で、肝心のバランサーですが、交換して驚きました。音がずっと「前に」出てきた感じなのです。もともとなかったノイズ感も激減、、前の状態でもノイズあったのか、、、。

 

で、バランサーとしての効果ですけど、これも驚きました。なんてスムースなブレンドぶりなんでしょうか。。。。確かにトーンの変化が抑えられていると感じました。

 

試しにカラオケで音の混ざり具合いをみてみました。あれーーー良い感じです。いやあ、これは良いですね。交換して良かったと思いました。

 

あくまで個人の感想ですけど、これお勧めです。

 

EMGのピックアップについては色々言われていますので今更私がなにか足す必要はないですけど、ズドーンと来る低音ですし、それでいてアンサンブルの中では「まろやかー」(笑、ぺやんぐ)に混ざります。エフェクタの乗りも良いです。ノイズの件だけ言われがちですけど、独特の音が私は好きなんです。

 

どうですかあ、ベース弾きの方がた。

ごみを運んで新居まで(笑)

さて、「無くて2トン」をわが身で再現してしまった私たちの引っ越しですが、、、更なる教訓を得ることができました。。。。

 

引っ越しで運んだ荷物の2割はゴミだった(笑)。。。。ごみを運んで三千里。。。。どんだけ手間暇お金かけたんだーーー。。。。

 

両面テープは止めよう(笑)。。。。。。。。原状回復できない原因になりますし、、、きれいに取る為にやたらと手間暇お金がかかりました。。。。。。。

 

そういう教訓を胸に、新しい住居を自分達にとって暮しやすいカタチにする日々は実はなかなか学びと喜びがありました。

 

えーーーこんなの必要なのかなあ、、、、とか、、毎日が発見なのです。以前より限られたスペースが取捨選択を呼び込むのです。それは実は今の自分達が本当に必要な、そう、生活といいますか人生の実像を見せてくれました。

 

なくて良いものは実際にどんどん捨てて行けますし、必要なものは増えて行きます。変らないものを探すことはまったく意味を持ちませんので一秒もやりません。変ってしまった環境になじんでゆく自分を発見します。結構変れるものなんですねえ、年取っても。。。。

 

サクラの季節も終わろうとしています。あと何回サクラを拝めるのかと言えば10回以下でしょうけど、だからといって今日や明日が大きく変るものではないのです。『異世界美少女受肉おじさんと』を観て爆笑とか(0)

『シンギュラー』青木 優 著 全3巻

SFの好きなところは何と言っても

 

別世界にぐいぐいと引っ張ってくれる

 

です。

 

「ねーよ」なんて雑念をすべて吹き飛ばし、「ありうる、いやこうでなければならない」と説得されるのが良いのです。

 

この作品も最初から謎がなぞのまま話が突っ走ります。それを支えるのが独特の絵です。うまいかどうかよりも「これを描きたい」豪速球なのです。

 

戦い、また戦い。どこに終りがあるのでしょうか。果てしないバトルの先になにがあるのでしょうか。

 

そうしたストーリー的な幸福感よりも、強い「前へ」というメッセージが作品のすべてなのかもしれません。

 

話も作画も突っ込みどころはあるには違いありませんが、僕は描きたいエネルギーを紙面にぶつけた作品が結構好きなのです。読み手を選ぶ作品かもしれませんが、ここにしかない何かすごいものがあるのも確かなのです。

『株式会社マジルミエ』原作 岩田雪花 作画 青木 裕

「株式会社 マジカルエミ」と読み間違えたのは私だけでしょうか?

 

就職活動で苦戦中の主人公は会社面接で魔法少女という職業が問題解決する現場に遭遇する。その中で彼女は偶発的にその仕事を手伝うことになる。

 

魔法少女の「業務」とは「突如発生する自然災害の一種「怪異」現象」これらの沈静と救助活動、だそうです。

 

この作品は面白いです。ある程度誇張はあるにせよ、就職活動失敗の段はなかなかに読ませますので、そこでぐっとつかまれました。そしてスピーディーな展開。いいですねえ、就職って「お見合い」ですからねえ、、、、って簡単に言うなって?まあまあ、、、

 

主人公の写真的記憶という能力が会社面接場面ではマイナスに働き、怪異の現場では極めて有能に作用するという大反転が小気味良くて、そこからの怒涛の展開の大波に乗ってずんずん話に入って行けました。

 

素晴らしい!

 

後藤隊長もいるし(笑)。進士さんもいるし(笑)。大田もいるし(笑)。。。。

 

主人公の「私役に立っているんだ」という感動、、、に寄り添えます。

 

ダイナミックな作画がまた素晴らしい。ほんと、読ませます。好きだなあ、この絵。

 

で、1巻の最後にちょっと出てくるシャフト、、、じゃない謎のブラック企業、、、そこの嫌な奴の「時給換算」イヤミ、、、これ私実際に耳にしました、つまり言われたことがありますので、猛烈にむっと来ました、、、、

 

今後の展開、とても楽しみです。

 

実際「敵前上陸型」と呼ばれる新規事業ばっかり転職してきた私です。あ、現役の時ですけど、、、、。なんかこう「わっかるよ、これ、そうそう」って読みました。続きが待ち遠しいです。

 

素晴らしい。