『歌うヘッドフォン娘』がとても好きだったので、次なる単行本を待ちました。。。。。こちらさんも、なかなか情報がなく、、、大丈夫かなあ、、、と心配していました。
これは「ヤンキーギャグもの」とでも言うのでしょうか。ヤンキーな学園に転校してきました主人公、さっそく目をつけられ、けんかをふっかけられるのですが。。。。。
彼女、そう主人公は女の子です、けた外れの怪力なのです。本人はまったくその気がないのですが、なんでも壊してしまうのです。
ええと、まあなんと言いますか、女の子の胸があらわになったり、下ネタがあちこちに出てきたりするのですけど、まったくいやらしくないのです。はい。これは僕が老人で枯れちゃったからではないと思います。
絵が上品なのです。はい。僕が大好きな下元克己さんと同じなんです。テイストが。昔活躍した作家さんなので、実際の作品を読んで頂くのは困難なのですけど、
ぜひご覧ください。
あ、僕は本持っています。先生が描く女の子が僕には理想の美女で、子供のころは本気でドキドキしてました。はい。ぬじまさんの描く美女もハンパない美しさなので、そこも同じです。
下元先生もぬじまさんも、描線の躍動感が尋常ではありません。アニメーターですか?って思うくらいです。その溌剌とした線がとても健康的なのです。はい。何を描いても。はい。
まさかぬじまさんはそれが自分の限界?とか欠点とか思っていませんよね。この線のうねりはギャクを描ける線です。貴重な才能です。これからもバシバシとギャグ路線で描きまくって頂きたいです。僕にとっては21世紀に突如現れた下元先生の「二代目」なんです。