今回のお手入れの最後はヘッドパーツ。もうサビ錆になっていました。手入れを全然していませんでした。
今回はタンゲのMA-60Cを選びました。リテナーが落ちないようになっている「輪行ヘッド」ですね。
この交換作業は、さすがにプロに任せることにしました。もう二度と交換しませんし、作業難易度がハンパなく高いからです。ネット情報をみますと、自作工具でやっていらっしゃる強者さんが何人もいらっしゃいます。すごいです。僕はあきらめました。この部分の精度は手に負えないと思ったのです。
近所の老舗に依頼しました。そこはちょっと見た感じは普通の街の自転車屋さんですが、よーくみると、奥に三連勝のフレームが「非売品」で飾ってあり、その横には「サムソン」の新品のフレームが2つも吊されています。
絶句ですよ。すごすぎる。「頼めば新しいの作ってくれるよ」。。。って、僕の財力では無理です。。。はい。。。しかし、綺麗なフレームです。ほれぼれしちゃいます。
「昔はスポーツサイクルやっていたからね」。。。。。
サイクル野郎の時代でしょうか。自転車が今とは違う感じですけど、すごく輝いていた時代ですよね。僕もその時代に自転車小僧になったわけです。
仕事はさすが!いやあ、今まではなんだったのでしょう。直進性もハンドルの安定度も、キレも別物。メインテナンスを怠っては、本来の状態も忘れてしまうんですね。反省。また反省。
料金は4000円。安いと思います。
輪行ヘッドにしたのは、輪行が予想されるからです。妻がぼそっと、
「東海道、歩くのは無理だけど、自転車ならば行けそうだから、行ってみたい」
と言ったからです。お互いいつまで健康でいられるかわかりません。元気なうちにこれは実現しなければ!。
もともとは妻の自転車です。これで、妻の自転車は随分と健康を取り戻しました。妻の道具の準備は整いました。次は僕の番です。