千葉ロッテマリーンズの正捕手だった里崎さんの野球観を詰め込んだ本。バレンタインの子供たちである彼からも監督バレンタインの素晴らしさが見えてきます。
阪神ファンなので、僕はこういう言い方をしています。
野球ファンならば、ロッテかスワローズのファンになるはずだよ。
え?阪神って野球やっているのじゃないかって?ちょっと違います。阪神は「阪神という現象」なのです。
マリーンスタジアムでみるのはとても楽しい経験です。あ、僕巨人戦をみたことがありますよ、やっぱり面白かったです。とくかくマリーンズには作戦があります。チームでその作戦をがっちりやってゆく、そういう感じなんです。個人技に頼ったどこかのチームとは大違い。なので、その作戦がはまった時にはとんでもなく強く、かつおもしろい野球をみせてくれます。
その中心にいたのは間違いなく里崎選手。興味ありました。とっても。
持ってますね、里崎選手。もうハナから「前後裁断」の姿勢をもっていますし、闘争心、研究心、企画力、コミュニケーション力。。。。。。。持ってます。これはかなわないわけです。はい、僕も濃霧コールド状態ですね。
その里崎選手、野球はたのしくやった、と言い切っています。素晴らしい、すがすがしい。優勝チームに名捕手あり、ですね、野村さん。
現役を退いたいまでも、野球コラムは面白いですし、好きですね、こういう人。
わがタイガースもこういう人が扇の要にいたチームと日本シリーズができたのですから、幸せだったと思いましょう。はい。。。。。。