海辺の風景

海野さだゆきブログ

『ローカル女子の遠ぼえ遠吠え』瀬戸口みづき 著

主人公は静岡出身。東京に就職したものの、うまくゆかず、地元に戻ってきました。

 

自分は「アリとキリギリス」のアリだと思っていました。でも都会に疲れ、夢も行き詰まり地元に戻ると、狭いぬるま湯から出ずに暮していた友人たちが、家庭をつくり巣を作ってちゃんとした大人になっていたのです。(引用)

 

職場に「失言が原因で左遷された江戸っ子男子」「寿退社が目標の地元から出たことがない女子」「ブラック企業から生還した友人女子」などがいて、主人公のギャップ感を増大させる、という感じで話は進みます。

 

静岡ねた満載です。僕は東海道歩きがライフワークですから、静岡は東海道周辺に限ってですけど、すぐに目に浮かびます。その土地の事情は旅人にはわかりませんが、親しみのある土地なので、地元の人による話はとってもたのしくもあり、ためにもなります。

 

お、尊敬するバンド、EX-GROOVEさんも静岡ですよ。

 

静岡は食べ物が美味しいんですよ。お酒も抜群。浜松に住めたらいいなあ、などと思ったことも幾たびもあります。もし、静岡移住が実現していたら僕も「ギャップ」に遭遇するのでしょう。

 

女子ゆえの「ギャップ」も、笑えないレベル。。。。大変ですよね。。。。。。でも、まあいますよ、地元では活きないだろう女子って。。。。いわゆる地方女子の鉄板ルートに乗れない、乗り切らない、そういう人が。。。。ね。。。。男だってそうだと思いますけど、女子は特にプレッシャーがあるみたいで。。。。

 

新幹線のぞみが静岡全throughというのは、僕も気が付きませんでした。日本の大動脈の一番長い距離を受け持っているのに。。。。。。静岡、応援します。近所のスーパーでなぜか黒はんぺん売っているので、よく買っていますし、毎日いただいているお茶はここ3年以上掛川茶ですし、近所の酒屋になぜか白隠がおいてあるし。。。。食べることで応援しています。

 

今月末に夫婦で沼津に行くんです!。御用邸をみて、千本浜みて、沼津丼食べて、地酒呑んで、、、、、楽しみです。