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海辺の風景

海野さだゆきブログ

「瑠璃色にボケた日常」全4巻 伊達康 著 えれっとイラスト

ライトノベル

いわゆる「学園異能バトルもの」でしょうか。事故で野球選手生命を絶たれた主人公は、チームメイトの亡霊に悩みます。そしてうわさを聞いて、学内にある「おはらい研究会」を訪ねます。そこは実は「おわらい研究会」。ひとりしかいない部員は小柄な美少女。やたらとお笑いにこだわる彼女は、実は強力な霊能の持ち主でした。

 

面白かったのは、ヒロイン瑠璃ちゃんの「霊観」。生きている者がひきとめるから死者は亡霊となるし、その亡霊の在り方は生きている者が決めてしまう。死者が恨んでいると思えば亡霊はその生きている者の「願い」をかなえて、その通りの存在になる、ということです。

 

心理投影ですね。なるほど。そこは正しいのじゃないでしょうか。幽霊の正体見たり、ですね。

 

霊能バトルも、そのシステムからして、なかなか説得力がありますし、戦闘シーンも読ませます。

 

しかし、「ねーよ帝国主義」占領下なので、美少女はあとふたり出てきますし、巨乳ですし、ふたりとも主人公に好意をよせるし、エッチな描写はあるし、もしかして「10分毎に濡れ場」という契約をまもっているのでしょうか?

 

そして、苦心なさったでしょうが、お笑い場面であるはずの、主人公とヒロインたちのボケと突っ込みが全然笑えないんです、僕は。単にセンスが合わないとか言うことではないと思います。笑いは難しいです。

 

巨乳美少女もお笑いも、なんだか霊能バトルシーンの邪魔、なんかこう全力で遠回りをしているようで

 

あ、もしかしてそこはボケだったのでしょうか?