海辺の風景

海野さだゆきブログ

Hayes HFX9 ブレーキ液交換

ここ数年、僕はあまり趣味用自転車に乗らなくなった。毎日通勤用に乗っているから、どこかもういいやっていう気持があるのだけど、それだけではない。

 

仕事を近いところに求め続けた結果、もともとボタリング派だった僕にとって地元の道が「ただの日常」になってしまったからだ。

 

気が付けばディスクブレーキが完全にふかふかになっていた。まずい。液漏れみたいな跡もある。もう古いパーツだし、交換か?と思ったけど、まずはメインテナンスをしようと思った。

 

ネットで調べると、そんなに難しい作業ではないようなので、キットを購入して自分でやることにした。もちろん、ちょっと不安はあった。

 

キットが届いた。ちゃんと最新のキットだった。これは注射器が2本のもので、それまでのものよりずっと使いやすいものだった。

 

マスターシリンダー側、つまりレバー側担当の注射器にアダプタをかませる。チューブがきついので、ワセリンを少し塗ってするりと入れた。パッド側はチューブ直接だ。

 

フルード、つまりブレーキ液をレバー側少なく、パッド側多く入れる。パッド側のボルトを緩めて注射器を押して行く。どっとレバー側の注射器に古い液が出てきた。完全に変色している。何度か交互に注射器を押して空気抜きをする。

 

やってみるとあっけない作業だった。Hayesのサイトにビデオがある。それを何度もみて予習したのがよかった。すごく参考になるので自分でやるひとは必ず見た方がよいと思う。注意点もしっかり教えてくれる。

 

組み付け直して、動作を確かめる。もとのしっかりした感触が戻った。こんな作業ならば、ちゃんと定期的にやってやればよかった。。。。。キットの出来がよいので助かった。

 

今度はフォークのメインテナンスをしようと思う。ずっとほったらかしだから。

 

あと何年乗れるだろうか。いよいよ人生最後の相棒という言葉が現実となったなあ。

 

もう手あかにまみれたようなルートを走りたくないな。