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海辺の風景

海野さだゆきブログ

昭和の歌謡曲を支えた名ベーシスト江藤 勲氏を偲ぶ

江藤氏が4月25日に亡くなった。知る人ぞ知る名ベーシストだった。

 

http://www.eto-isao-bass.jpn.org/Eto_Isao/Welcome.html

 

江藤氏の名前を知らない人がほとんどだと思います。しかし、ディスコグラフィーを見てください。これらの曲を聴いたことのない人はいないと思います。昭和の歌謡曲を聴いた人は必ず江藤氏のベースを聴いているのです。

 

江藤氏はジャズの人なんです。当時、スタジオの仕事を引き受けていたのは演奏力があり、譜面にも強いジャズミュージシャンたちでした。

 

僕にとってはなんといっても弘田三枝子「人形の家」です。のちに歌謡曲というよりプログレッシブロックだと思ったほど斬新なサウンドは子供心に強く印象が残りました。

 

なんだよ、歌謡曲のベースなんてべんべべん、だけだろう?なんていっているひとは、一度ちゃんと聴いてみてください。巧みなフレーズ、通好みのパッセージ、見直すと思います。

 

すでに音がついているからなんとも思わないのです。これらの歌謡曲にゼロの状態からベースをつけてみてください。江藤氏のフレーズが浮ぶかどうか、難しいと思います。ジャズセンスのなせる技なのです。

 

江藤氏の愛器は通称「オレンダー」。これ、カスタムモデルなんです。当時としては珍しいですよ、カスタムモデル。近年、限定でヴェスタックスにいた人がカスタムモデルを作りました。PACO1977さんですね。

 

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記事は

showakayo.sblo.jp

 

今で言うディンキーですね。ジャズベプレベのいいところを採り入れたという。実践的な楽器ですねえ。弾いてみたかったです。

 

日本でのジャズと歌謡曲の関係を体現なさっていた貴重な才能でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。