海辺の風景

海野さだゆきブログ

人生下り坂最高

将棋が教えてくれるもの

ここ数年騒がしい人生を送ってしまったせいで、すっかり将棋ともご無沙汰になっていました。 感覚を取り戻すためにと、三手詰めの詰め将棋から始めてみましたら、、、あれ? すっかり将棋の感覚を失っていました。将棋の感覚って何?って、大局観ということ…

『好きなことだけで生きていく。』堀江貴文 著

まさかホリエモンの本を読むとは、なんて自分でも思いましたけど、なかなか面白かったです。 北海道でのロケット打ち上げ成功のニュースから、その大樹町でレストランを100日で立ち上げるというプロジェクトに堀江さんが関わっているのを知って、興味が湧…

自分のwebsiteやめます

しばしの空白期間をおいて、NeXTを買ってニフティに加入し、ネット生活を開始して以来、私はずっと自分のwebsiteを持っていました。来月でそれを閉鎖することを決めました。 NeXTの前は富士通のFM11ですから、もう別世界。すごく勉強しました。GNUのCコンパ…

3回ネガティブ その3 「無能ですが、何か?」

やはりネガティブ、続きません(笑)。自分で「で、だから?」ってつっこんでしまうんです。でも、がんばってネガティブします。 自分がすっからかんの中身なし、生けるミイラになってしまっても、楽しみはあるんです。才能のある人をみることです。特に若い…

3回ネガティブ その2 「ぼっちですが、何か?」

その1のつづき 「アクセルの踏み違い」に関しては、私はこう考えています。動作に関してあまりに単純に捕らえていると。 足を伸す(アクセルを踏んでいるってことですね) 足を伸すのを止める 足を縮める(膝を曲げるね) 足を縮めるのを止める 足を左方向…

3回ネガティブ その1 「衰えていますが、何か?」

僕の机には、ひろしさんの「まいにち、ネガティブ」があります。ネガティブな記事もたまには。 まずは、高齢者の自動車運転。「年寄りの冷や水」という言葉は江戸時代からあるようですから、すくなくとも150年くらい前には、高齢者が自己の能力を客観的に…

Greco F-200 メインテナンス

1973年暮れのことです。ギターを欲しがっていた僕に父は購入資金を渡してくれたのでした。僕は中学二年でした(ただし二回目の二年生なんですけどね)。 そのギターは今も僕の手元にあります。当時2万円。現在の物価だと7、8万に相当するとか。よくそ…

ASUS Prime X470-PRO AMD Ryzen5 2600 Linux 4.17.0

4年ごとにメインシステムを更新してきました。ちょっと早いのですけど、AMDの新しいプロセッサが発売になったタイミングなのでやることにしました。 前回、還暦での更新かあ、、、と思っていました。なんかまだ遠い未来だったのです。それがあれよあれよと…

『世界一孤独な日本のオジサン』岡本純子 著

ツイッターでフォローしている方の記事がこのところ全くないので、不思議に思っていたら、なんとブロックされていました。時々リプライをしていたくらいで、このところは何にもなかったのに、と思いましたが、同時に「やっぱり僕もいつのまにかおれおれおや…

東海道最終回 四日目 つまり最終日

沿線で大きなイベントがあるらしく、臨時列車がでていました。そのおかげで予定よりも随分と早く町を出発することになりました。夕方前にはもう自宅に戻るのです。 近江鉄道からJR草津線へ。車窓を眺めていると三雲駅。あっ、ここはいつも休みをとっていた場…

東海道最終回 三日目

昨日は「県道新城」でおしまいだったので、今日はその続きです。 記憶というものが何を優先しているのかは分からないですが、こうもはっきりと覚えているのは不思議な感じです。あの時の自分が映像としてもよみがえるような、その自分を見ているような。 こ…

人生の後片付け

CDを売り払った。一時は2000枚はあったと思うけど、随分と売り払ったつもりでも250枚はあった。残ったのは10枚位。どうしても残すというものではなく、売り物ではないから、とかの理由で残っただけだ。売却額が10万円を越えたのにはちょっと驚い…

『奪われざるもの』清武英利 著

SONYが何度も繰り返した首切りを取材したノンフィクション。かつて「出る杭求む」とまで言って技術者を集めた「愉快なる工場」は膨張の果てにその資産を食い荒らされ、手っ取り早い「改革」である首切りを繰り返した。 同じ清武さんの山一の最期を描いた『し…

過去を断捨離

僕は中学生の時から曲を作ってきました。2、3の栄光はあるものの、下手の横好きです。演奏、録音も自分でやってきましたので、その遺産が結構残っています。 カセットテープで。MDで。 大学生の時にはすでにPCM録音をやっていました。あったんですよ、ソニ…

ランナーさんたちって大変なんですね

ランニングを趣味にしている人の9割が怪我に悩む? 僕は人にアドバイスはしません。でも、職場のひとのことはちょっと気になっていました。 あのまんまでは大きな怪我するよなあ。。。。 残念ながら僕の予想は当ってしまいました。フルマラソン参戦したその…

趣味も年をとる その4 ヘッドパーツ交換

今回のお手入れの最後はヘッドパーツ。もうサビ錆になっていました。手入れを全然していませんでした。 今回はタンゲのMA-60Cを選びました。リテナーが落ちないようになっている「輪行ヘッド」ですね。 この交換作業は、さすがにプロに任せることにしました…

趣味も年をとる その3昔の名前で出ています

プロダイ難民(承前) というわけで、しばらく走ったのですけど、オリジナルのシャフトを研磨して使うのが最善じゃないのか?と思ったのでした。 なにしろ自転車の精度はたいしたことがないらしいのです。具体的な精度はどんなものかはわかりませんが、ハブ…

趣味も年をとる その2 プロダイ難民

結論から言えば、SUGINO 75の左右ワン、リテーナーと3K-Bのシャフトとで代用がうまくゆくのか様子を見ています。 もっと綺麗にしておけ、ですよね。でも毎日通勤でこき使って、これでも少しは綺麗にしたんです、、、はい、、、、もう傷だらけ、ぼろぼろって…

趣味も年をとる その1 ハブ難民

還暦がどんどん近づくにつれて、しみじみ感じたのは「趣味も年をとる」ということです。 僕がずっと通勤に使っているランドナーは実は妻の自転車です。26年前にフルオーダーしたものです。当時の僕の自転車へのこだわりが詰まった1台です。 基本的に部品…

東海道 箱根から三島、沼津へ

気が付けば前回は8月。どんどん時間は過ぎて行きます。 東海道箱根から西側への下りはとても気持のよい道です。石畳は東側ほど荒れておらず、往時の面影はこっちのほうがずっと残っています。そして遠くに海が光る眺望は胸がすく絶景です。 どうしてこっち…

『こぐこぐ自転車』伊藤礼 著

退官を前にふと自宅から職場の学校まで自転車に乗って通勤したらどうなるだろうか、という思いつきが伊藤さんの自転車生活の始まりでした。目覚めた伊藤さん、自転車の購入、ツーリングと世界を広げて行きます。 自転車に乗れば何かが変るわけではありません…

「勝つために戦え 監督稼業めった斬り」押井守

新聞記事に、といっても事件のではなく、特集みたいな記事にこの本のことがありました。以前に読んだような記憶がなかったので、久しぶりに押井さんの理屈も聞いてみようかしら、と思いました。 まな板のうえに色々な映画監督がのせられています。その評価を…

高尾山再び

今回はトレーニングの効果、テーピングの効果を確かめるためです。しかし、7時30分に登り始めというのに、もう下山してきているおじさんおばさんたちって。。。。。 トレーニングの効果はタイムに確実に出ました。今回はコースタイム通りでしたので。テー…

『ヤマノススメ』の聖地をゆく

インターバルトレーニングを開始してから3ヶ月になりました。それなりの成果は感じられるようになっています。しかしながら脚力、特に右足のそれはなかなか戻ってはいません。加齢おそるべし。 目標は3度が3度、跳ね返された鳥海山。山はピークハントだけ…

『D列車でいこう』阿川大樹 著 徳間書店

廃線が決まってしまった第三セクター鉄道。その存続を願うよそ者3人。彼らのすべてをかけた挑戦の物語。 これは「町起こし」の話なんですけど、僕は「人起こし」として読みました。3人はいずれも所属では有能さを発揮しきれず、どこかもやもやとしたものを…

音楽はデータなのか

CDの所有枚数を確かめたことはありません。今回おそらく500枚はあったのだろうことがわかりました。なぜならば400枚を処分、売却したからです。断捨離は間違いなく死行く人間の義務であり、救いですけど、実際やってみると、なかなかに厳しい問題をつ…

東海道茅ヶ崎から興津まで

新年事始は東海道の続きにしました。諸事情で当分先を行けそうにないので、後悔なく歩くことにしました。 今回は新兵器、AltraのRepetitionという靴で臨みました。この靴、僕の街道歩きにはとても合っていました。ようやく巡り合えた最良の装備品です。 ここ…

成田山新勝寺

東海道踏破3回目の報告、そして4回目の、今後の登山、サイクリングの安全祈願にお参りしました。 久しぶりです。時間は本当に流れ流れ、一見変らないようでも参道も少し変っていました。もう「ボッチ笠」は売っていませんでした。貴重なものになってしまっ…

「8割りの人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声」山崎 広子 著

これは全くの盲点でした。この年になって、目からうろこ、です。 還暦が近くなって、目から鱗はいくつかありました。 筋肉 皮膚 声 どれも、あまりに当たり前すぎる存在ゆえに、無視も甚だしい、という共通点があります。筋肉や皮膚って体の大きな部分を占め…

テントの行方

テントを二張り持っています。ひとつはダンロップの一人用、もうひとつはモンベルのムーンライト3。今日、久しぶりにチェックしてみました。 ムーンライト本体はまあまあな状態でした。シールした部分が変色した程度です。しかし、フライシートは裏側が経年…