海辺の風景

海野さだゆきブログ

水の風景 抽象は具体的に具象は抽象的に

武満徹さんの「海へ」は海の英語「SEA」の表記をそのまま音階として扱っているとか、です。ちょっと記憶があやふやなのですけど、Sは「シ」Eは「ミ」Aは「ラ」としてその三つの音を主題にするというような方法です。 これは実は西洋音楽の「どまんなか」なの…

水の風景 インストの場合の発想方法

インストの場合、僕はいくつかのルールを先に決めています。歌とは違いますが、インストもイメージはあくまで言葉が出発点になります。 それにしても、前段階はあります。例えば、「風」をインストにするとします。たぶん一番助けになるのは「動くイメージ」…

水の風景 イメージの方向性

風景を描くことは決まりました。で、次に大きく考えるのは「歌なのかインストなのか」です。 たぶん、ロックとかフォークとかJポップとかになじんだ人はそういう発想はないかもしれませんけど、僕らがよく聴く音楽って、歌かインストかですよね。 最初から…

水の風景 停滞する作曲

「水の風景」という組曲を構想してはや10年以上。まったく作業が進んでいません。やれ時間がないだの、気持が落ち着かないだの、とまあ理由をつけていますけど、本当はイメージが固まっていないからなのです。 ライトノベル風に作曲入門を扱った本でも、と…

『世界一孤独な日本のオジサン』岡本純子 著

ツイッターでフォローしている方の記事がこのところ全くないので、不思議に思っていたら、なんとブロックされていました。時々リプライをしていたくらいで、このところは何にもなかったのに、と思いましたが、同時に「やっぱり僕もいつのまにかおれおれおや…

東海道最終回 四日目 つまり最終日

沿線で大きなイベントがあるらしく、臨時列車がでていました。そのおかげで予定よりも随分と早く町を出発することになりました。夕方前にはもう自宅に戻るのです。 近江鉄道からJR草津線へ。車窓を眺めていると三雲駅。あっ、ここはいつも休みをとっていた場…

東海道最終回 三日目

昨日は「県道新城」でおしまいだったので、今日はその続きです。 記憶というものが何を優先しているのかは分からないですが、こうもはっきりと覚えているのは不思議な感じです。あの時の自分が映像としてもよみがえるような、その自分を見ているような。 こ…

東海道最終回 二日目

初日、田村神社のバス停で待っている時、東海道歩きはもう10回分は歩いた、というご夫婦と一緒になりました。世の中すごい人がいます。 すんごくガタガタ揺れるバスで、ものの20分くらいで水口宿。宿は水口センチュリーホテル。宿に入る前に、すぐ近くのショ…

東海道最終回 初日

還暦目前、時間もお金もないのです。人生の後片付けは東海道歩きも例外ではありません。機会があれば残りを歩きますが、ここで一区切りつけようと思いました。 場所は迷わず土山宿から水口宿です。東海道で一番好きな場所なのです。 17日深夜バスで出発。…

人生の後片付け

CDを売り払った。一時は2000枚はあったと思うけど、随分と売り払ったつもりでも250枚はあった。残ったのは10枚位。どうしても残すというものではなく、売り物ではないから、とかの理由で残っただけだ。売却額が10万円を越えたのにはちょっと驚い…

『どるから』石井和義 原作 龍造寺慶 脚本 ハナムラ 漫画

男女入れ替わり物は沢山あります。かわいい女の子の中身がオッサンというものもあります。しかし、この場合オッサンがあの石井館長なのです。いやあ、こんな濃厚な中身、ありえません(笑) そして、その難題に挑んだのはハナムラさん。そう、美人編集者との…

『クリス クロス 混沌の魔王』高畑京一郎 と 『ソードアートオンライン』川原 礫

『ソードアートオンライン』を読んでいませんでした。PS4のゲームを2本も持っているのに。。。概略は知っていますって、有名ですから。 どうせ読むのならば、どうも先行作品として有名らしい『クリスクロス』をあわせて、その世界観を味あおうと思いました…

骨ストレッチあれこれ

骨ストレッチという技術についてちょっとあれこれやってみました。参考にしたのは『「筋肉」よりも「骨を使え!』甲野善紀 松村卓、『ゆるめる力 骨ストレッチ』松村卓、『骨ストレッチランニング 世界一ラクに走れる!』松村卓の三冊です。 結論から言えば…

『あとは野となれ大和撫子』宮内悠介 著

舞台は中近東。両親を空爆で亡くしたナツキはアラル海が干上がったところに建国したアラルスタンに流れ着き、その後宮でエリート教育を受ける。そうした政策を推進した指導者の暗殺を機に、ナツキたちは暫定政権として周辺国からの干渉に、そして内政問題に…

『奪われざるもの』清武英利 著

SONYが何度も繰り返した首切りを取材したノンフィクション。かつて「出る杭求む」とまで言って技術者を集めた「愉快なる工場」は膨張の果てにその資産を食い荒らされ、手っ取り早い「改革」である首切りを繰り返した。 同じ清武さんの山一の最期を描いた『し…

過去を断捨離

僕は中学生の時から曲を作ってきました。2、3の栄光はあるものの、下手の横好きです。演奏、録音も自分でやってきましたので、その遺産が結構残っています。 カセットテープで。MDで。 大学生の時にはすでにPCM録音をやっていました。あったんですよ、ソニ…

さようならランニング

サブスリー、つまりフルマラソンを2時間台で走るというのがアマチュアランナーの勲章だそうです。これって、42.195kmを約3時間ですから時速14kmくらいですね。 ママチャリのスピードですねえ。でもツーリングしかしない僕にとってはちょっと速いペースでし…

『虎子、あんまり壊しちゃだめだよ』ぬじま 著

『歌うヘッドフォン娘』がとても好きだったので、次なる単行本を待ちました。。。。。こちらさんも、なかなか情報がなく、、、大丈夫かなあ、、、と心配していました。 これは「ヤンキーギャグもの」とでも言うのでしょうか。ヤンキーな学園に転校してきまし…

『阿修羅ちゃんと修羅場った』秀河憲伸 著

『今日のユイコさん』は好きな作品です。作者のデビュー作だったんですね。次回作を楽しみに待っていました。なかなか「次」が聞えてきません。大丈夫かな。。。次が出なくてそのまま終ってしまう人も沢山いるし。。。。。と心配でした。 ついに出ました。待…

ランナーさんたちって大変なんですね

ランニングを趣味にしている人の9割が怪我に悩む? 僕は人にアドバイスはしません。でも、職場のひとのことはちょっと気になっていました。 あのまんまでは大きな怪我するよなあ。。。。 残念ながら僕の予想は当ってしまいました。フルマラソン参戦したその…

趣味も年をとる その4 ヘッドパーツ交換

今回のお手入れの最後はヘッドパーツ。もうサビ錆になっていました。手入れを全然していませんでした。 今回はタンゲのMA-60Cを選びました。リテナーが落ちないようになっている「輪行ヘッド」ですね。 この交換作業は、さすがにプロに任せることにしました…

趣味も年をとる その3昔の名前で出ています

プロダイ難民(承前) というわけで、しばらく走ったのですけど、オリジナルのシャフトを研磨して使うのが最善じゃないのか?と思ったのでした。 なにしろ自転車の精度はたいしたことがないらしいのです。具体的な精度はどんなものかはわかりませんが、ハブ…

趣味も年をとる その2 プロダイ難民

結論から言えば、SUGINO 75の左右ワン、リテーナーと3K-Bのシャフトとで代用がうまくゆくのか様子を見ています。 もっと綺麗にしておけ、ですよね。でも毎日通勤でこき使って、これでも少しは綺麗にしたんです、、、はい、、、、もう傷だらけ、ぼろぼろって…

趣味も年をとる その1 ハブ難民

還暦がどんどん近づくにつれて、しみじみ感じたのは「趣味も年をとる」ということです。 僕がずっと通勤に使っているランドナーは実は妻の自転車です。26年前にフルオーダーしたものです。当時の僕の自転車へのこだわりが詰まった1台です。 基本的に部品…

『星明かりグラフィクス』山本和音 著

関東は埼玉にある美術大学を舞台にした青春劇です。とあるウエブサイトでお勧めされていたので、即読みました。 主人公はふたり、思春期前期の「事件」が原因で、と本人が納得しているだけなのですけどね、潔癖性になった女の子と、その才能をなんとか世に出…

『Sea Breeze 2016』角松敏生

角松さんは天才だと思っています。僕にとって天才というのは、どうしようもなく追い詰められたときに「聴けた」音楽を作った人のことです。そういう状況ですと、音楽さえ遠ざけたくなるのですけど、それでも耳に心に響く何かをもっている作品を作る人は確か…

『フルメタルパニック!戦うボーイミーツガール』賀東招二 著 四季童子 イラスト

温故知新。僕がライトノベルを読み始めた時点でジャンルを代表するヒットと言われたものを読んでみる、のシリーズ。 ロボット戦闘、秘密組織、オーバーテクノロジー、美少女、学園もの、、、ということでしょうか。ごった煮という感じはしませんで、これはハ…

『Power Rangers』ディーン イズラライト監督

『Power Rangers』シリーズを教えてくれたのはまだ小学生だった息子でした。スーパー戦隊ものを石森先生(僕にとっては石森先生)信奉者な僕は息子に見せていたのでした。 CATVでシリーズを連続して配信していました。これがなかなか面白かったのです。アク…

『NieR:Automata』3週しましたので。

還暦間近遅れてきたゲーマー(笑)、PS4がスリムになったところで購入したはよいのですけど、走らせるべくソフトで、これがというものがありませんでした。そこにこのソフトの予告編が目に突き刺さったのでした。 ネット上に感想、攻略なのは沢山ありますね…

『デッド オア ストライク』西森 生 著 第2巻まで

あらすじの説明無用の野球マンガです。『アストロ球団』に熱中した僕には手放しで楽しめる作品です。 勝った者だけが「正義」の価値観からすると、確かに完全に勝ち抜きシステムである「甲子園大会」はそれを象徴するイベントですよねえ。なにしろここでは政…