ギターを作ってみました。材料は主にStewMacさんから入手。一番大変だったのは塗装でした。
www.stewmac.com
ここでは主にメインテナンス工具を買っていたのですけど、homepageにどーんと「節つきパイン材」のテレキャスターが貼ってありまして、それを見て一発で自作を決断しました。
節、いいじゃない、木らしいよ。ギター向きの木材じゃないって、それはそうなんですけど、僕の使い方ですと、間違いなくそうであってもオーバースペックですから、気になりません。
どんなものがいいかの要望は聞いてくれるのですけど、僕はそこもお楽しみだと思って、おまかせで注文しました。
ネックはやっぱりローズ指板しかないです。注文したのは昨年末だったのですけど、後で知ったのですが、今年からローズはアメリカから輸出禁止となったそうですので、ぎりぎり間に合ったのですね。幸運でした。
マシンヘッドはSperzel。ブリッジはBabicz。ピックアップはEMG。Dunlopのロックピン。と好みでそろえました。
塗装については、最初はカシューでやろうと思ったのですけど、なんか塗装だけで半年かかりそうな気がして(笑)。。。。柿渋に蜜蝋という組合わせにしました。。。。。
しかし、どうもこのドイツの塗料が気になりまして、
www.livos-jp.com
ビボスとアルドボスの組合わせも使うことにしました。ギターの表は柿渋と蜜蝋、裏にリボス塗料、という。。。。まあ普通はこういうことはやらないですよね。。。
柿渋は良いです。ブライアンメイが暖炉ならこちとら囲炉裏でいって感じです。リボス塗料も渋い感じですが、やはりちょっと華やかになります。
StewMacのネックとボディは普通に精度がありましたので、組み込みには苦労しませんでした。なーんにもしない状態でも12フレット弦高1mm前後です。
パインといっても日本の松とは種族がちょっとちがうみたいです。普通にフラットな鳴りじゃないかと思います。いえ、普通にあのテレキャスのパキパキした音がします。
知らなかったのですけど、レオフェンダーさん、最初はこのパインでテレキャス作ったとか。手に入りやすい材料で作るのがポリシーというフェンダーらしい発想ですね。
ギターにまったくうといので、以前バンドでご一緒した頼りになるMさんにエフェクタの相談をしました。で、VOXのToneLabEXにしました。これ、プリが真空管。お。ならばと期待をもってTADに変えてみました。開けてみたらエレハモの真空管が入っていました。ありゃ、これならば変えても。。。。。案の定、ちょっとレンジが広がった感じは出ましたが、エレハモの方が華やかかも。。。。
僕にはもったいないくらいのマルチエフェクタです。
ギターは根性の入ったマニアの方が多いので、よさそうな情報はばしばし採り入れようと。。。。まずはナット。TUSQ XL買ったのですけど、まずはノーマルで様子見とします。ナットファイルは日本が世界に誇る魚地球印。潤滑は鉛筆がよいとかですけど、ミニ四駆の経験からするとやはりタミヤのセラグリスHGでしょう!ボロンナイトライドが入ってますし。で、これはずばり良かったです。チューニング楽になりました。白いから目立ちませんし。
ネックは新品ですから結構動きます。この段階でこまめに調整しないとあとあと問題が大きくなります。
さて、これからこれで沢山遊ぼうと思います。あ、ストリングガイドはSperzelゆえに不要なんですけど、なんかこうないとしっくりこなくて、つけてはあるのですけど使ってません(笑)