いつの頃からなのかいわゆる魔法少女モノへの「つっこみ」作品が出てくるようになりました。リアルタイムで観ていた世代がおっさんやおばさんになって、その大人の経験値を経た目で好きだった作品を見直しての愛情表現なのでしょうね。
まあ、僕らの世代ですと『巨人の星』ですとか『愛と誠』とかの梶原先生作品、当時真剣に読んでとても影響を受けたものを、年をとってから同じように「つっこみ」を入れて楽しんだりしました。基本にあるのが作品への愛情という点も変らないですよね。
主人公が友だちが少ない女子、というのが新しいです。まあ、笑いました。この「設定にないから」というの。
もちろん「江古田」が舞台というのはたまらなくよいです。
その「設定」というのが、魅力でもあり、限界でもあったわけですよね。現代的なのは「裏設定」に言及する部分でしょうか。
しかしまあ、ここまでではなくても、コスプレ的なファッションを日常的に楽しんでいる女子も少なからず町では見掛ける時代ですから、魔法少女の姿も「風景」になじんでしまいそうです。ですから、さざえさん的な日常ギャグが自然な感じで読めるんですね。
あ、僕は「マミ」の大ファンでしたので、はい。。。
楽しく読めましたって、これ続巻出るのでしょうか。出て欲しいですね。